出版社内容情報
女の子のブラウスからとれた赤いぼたんの「ぼたんちゃん」。お母さんの裁縫箱の中に入って、様々な思い出を持った「ボタン」に出会い。擬人化されたボタンの物語を通して、それぞれの個性や役割を描いた絵本。
内容説明
みいちゃんのブラウスからおちたあかいぼたん。いれられたのは、さいほうばこのひきだし。そこには、ほかにもたくさんのはみだしっこのぼたんがいて…ハート・ウォーミング絵本。
著者等紹介
かさいまり[カサイマリ]
北海道生まれ。心の揺れをていねいに表現した子どもの本をつくり続け、子どもから大人まで、はば広い人気をえている。日本児童出版美術家連盟会員、日本児童文芸家協会会員、日本作詞家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
24
引き出しの中で、いろんな服についていた半端なボタンが集まっている。赤いぼたんちゃん、選ばれてまた外の世界に出て行きます。引き出しの仲間たちの事は忘れないよ。ウチにも半端なボタンの入ったビンが・・・再利用は?2013/10/13
anne@灯れ松明の火
15
返却棚で。次回おはなしライブ候補。着なくなった服からはずされたボタンたち。いつかまたの出番を待っている。小さなもの、使わなくなったものも大切にする気持ちを伝えられたらいいな。2016/12/03
T. みぃた
13
自分のアイコンに因んで☆かわいらしくやさしいお話なので、11月にパパになる予定の次男にもプレゼント☆2018/09/30
Squirrel
13
我が家にもあります。裁縫箱の中のボタンたち。彼らもこんなふうにおしゃべりしているかと思うと、楽しいものです。お母さんの上等なスーツのボタンの件では私も覚えがあります。2016/02/21
そら ふわりん
12
この前、園服のボタンが一つ無くなって、ばぁちゃんちのボタンの缶(地味なボタンしかない)から一つ選んだ息子。なので、そんなようなお話の絵本を選んでみました(^o^)缶の中のボタンちゃん達は、どんな気持ちでいるのかな〜♡選ばれたい一心じゃない、複雑な気持ちが可愛かったです。2018/04/18