内容説明
ひとりぼっちで、さみしくてかなしくつらいピンタ島のジョージだって。みんなは、そうかんがえた。でもジョージが、「ぼくは、ひとりぼっちじゃない!生きるってすてきだ。たのしいよ!」と、いったとしたらどうおもう?ガラパゴス諸島で奇跡的に見つかったピンタ島最後のゾウガメ、ジョージの物語。
著者等紹介
ペンギンパンダ[ペンギンパンダ]
本名、高田豊。1945年、京都生まれ。東京藝術大学美術学部V・デザイン科専攻卒業。(株)電通で、カネボウ化粧品、キリンビール、日本航空、劇団四季等の広告制作を担当。その後“もりとるい”の名前で絵本を出版。しかけ絵本「ペンギンパンダのやさいだいすき」(ひさかたチャイルド)で、2006年、造本装幀コンクール展入賞、「世界で最も美しい本展」(ドイツ・ライプチヒ市開催)に出品された。NPO法人日本ガラパゴスの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
4年生ブックトーク授業 芽ぶっくのおすすめ本 最低2冊は読む宿題をだしたので、絵本中心に選書しました。(長いおはなしはちょっと…な子が多いので) ガラパゴス諸島ピンタ島のロンサム・ジョージ(ピンタゾウガメ)は、絶滅したと思われた最後の生き残り。残念ながら2012年6月24日亡くなりました。100歳超の彼を発見できたのは奇跡ですが、彼を種の最後にしたのは人間…。『黒ねこのおきゃくさま』で「生き物はたいせつにしないと!」と言ってくれた子が、とても悔しそうな顔をしていました。2019/12/11
かおりんご
11
絵本。人間だけの地球じゃないし、ジョージみたいに絶滅していく動物や植物を守っていかなければと、思いました。周りにいろいろな動物がいるから、種としてはひとりだけれどひとりぼっちじゃない・・・うーん。だからって乱獲はよくないのだから、きれいにまとめすぎているような。2013/11/05
どあら
3
何十年もジョージの幸せを奪ってきた人間…、自分勝手な生き物なんだな。2014/06/02
sora
1
小32025/06/25