内容説明
大きなクマのタハマパーは、リスのタンピ、ハリネズミのヴェイッコ、ヘラジカのイーロと出会いました。「ぼくたち、友だちになろう」タハマパーがていあんすると、みんな、うなずきました。でも、食べるものもちがうし、体の大きさや形もちがう。それでも友だちになれるの?友だちってなんだろう…。
著者等紹介
フオヴィ,ハンネレ[フオヴィ,ハンネレ][Huovi,Hannele]
フィンランドを代表する現代児童文学作家。童話、ヤングアダルト小説、児童小説、児童詩、童謡など幅広く創作活動を行い、多くの作品がヨーロッパを中心に海外でも翻訳されている。言葉の美しさには定評があり、精緻な観察眼で生と自然への愛情にあふれた物語世界を描き続けている。また、教科用図書の制作や、教育番組の脚本などにも長年携わっている。フィンランド政府賞、エイノ・レイノ賞といった国内での受賞を始め、2002年トペリウス賞を受賞した『羽根の鎖』(小峰書店)が国際アンデルセン大賞候補にあがり、IBBYオナーリスト賞を獲得するなど、世界的にも評価が高い
末延弘子[スエノブヒロコ]
東海大学北欧文学科卒業。トゥルク大学を経て、フィンランド政府奨学金留学生としてタンペレ大学フィンランド文学専攻修士課程修了。フィンランド文学情報センター(FILI)に勤務し、フィンランド文学情報サイトを五十嵐淳氏と主宰。レーナ・クルーンを始めとしたフィンランド現代文学の訳書を手がける。二〇〇七年度フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞。フィンランド文学協会、カレヴァラ協会会員
いたやさとし[イタヤサトシ]
1999年と2002年に「ボローニャ国際絵本原画展」入選。2003年に『Grosser B¨ar&Kleiner B¨ar』をMichael Neugebauer Verlagより出版し、絵本作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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