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おばあちゃんのひなまつり

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  • サイズ B4判/ページ数 24p/高さ 25X25cm
  • 商品コード 9784893257604
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

きょうはひなまつり。おばあちゃんの誕生日です。こくり。こくり。おばあちゃんがひとりで甘酒を飲んでいると、ふすまがすいっとあいて…。春がやってくる日にはふしぎなことが起こるのです。

著者等紹介

計良ふき子[ケラフキコ]
新潟県佐渡島生まれ。日本児童文学者協会会員。日本児童文芸家協会会員。都内の小学校で図工を教えている

相野谷由起[アイノヤユキ]
横浜生まれ。多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。1990年クレヨンハウス絵本大賞最優秀賞を受賞。「うさぎのさとうくん」(小学館)で第12回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

79
おばあちゃんの雛祭りミステリー絵本。雛祭りの日、孫のまこちゃんのためにご馳走を用意していたおばあちゃん。電話が鳴って、まこちゃんが怪我で来られなくなったと連絡。それは大変。おばあちゃんは一人寂しく雛祭りのご馳走を食べるのだった。ところが、ふすまがすいっと開いて、「あたしもいれて」と、見知らぬ女の子が入ってくる。謎の女の子だが、二人で楽しくご馳走を食べていると、さらに知らない子供たちがぞろぞろ9人くらい入ってきて、飲めや歌えの大騒ぎ。謎の子どもたちの正体は?そして、まこちゃんの怪我は無事なのか?2016/02/20

Kawai Hideki

54
1年ぶりに再読。娘はお雛様達が子供の姿になって、おばあさんと楽しく過ごすところと、お雛様に戻った時に、口の周りに食べ物の残りがついているシーンが大好きで、「返さないで」リクエストあり。2017/03/05

はる

49
優しいお話です。好み。ひなまつりが誕生日のおばあちゃん。でも今日はひとりぼっち。夜、ひとりでごちそうを食べていると、ふすまが開いて幼い女の子が入ってきます。「おばあちゃん、あたしもいれて」……。相野谷由起さんの絵も可愛らしい。2024/12/22

ぶんこ

36
ひなまつりの日がお誕生日のおばあちゃん。孫のまこちゃんにあえるのを楽しみにして、ご馳走をたくさんつくっていました。ところが、まこちゃんが怪我をしてこられません。さみしい。一人でご馳走を食べていると、知らない女の子が現れて、一緒に食べてくれました。そこへ他の子たちも現れて、大勢で食べて踊って楽しいひと時。おばあちゃん、よかったね。さて、翌日、隣の部屋の雛壇には食べこぼしをつけたお人形さんたち。おばあちゃんはお礼を言いながら拭きとってあげました。この最後のオチがとっても好き😊2024/12/30

ヒラP@ehon.gohon

26
おばあちゃんにとっては、雛人形も孫のような存在かもしれないと思って読みました。 来る予定だった孫娘が来ず、ぽっかりと浮かんだ時間に、やって来たのは、これからの思いではなくて、孫のような子どもたち。 きっとおばあちゃんは、生きてきた分だけ優しい人になっているんだろうな。 子どもに読み聞かせするのと、高齢者に読み聞かせするのでは空気感が違いそうな作品です。2021/03/21

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