内容説明
アリ王国の国ざかいにひとかたまりのさとうがおちていました。「力」で手に入れようとするアリマス国。「頭」でうばいかえそうとするアリマセン国。―そのようすをたいようはじっとみつめていました。読み聞かせにも、童話をはじめて読むというお子様にもぴったりの一冊です。
著者等紹介
鬼頭隆[キトウタカシ]
1950年愛知県生まれ。自作の童話を妻と朗読。娘がピアノ即興演奏をし、各地の幼・小・中・高・大学や教師の会、図書館などを回る。「おじん」の愛称で慕われ、日夜、若者達の夢への後押しをし続けている
タツトミカオ[タツトミカオ]
京都市生まれ。京都市在住。「わが子に絵本を創ろう」がきっかけで、講談社フェーマススクールズで絵を、京都インターナショナルアカデミー・絵本研究科で絵本創作を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロモ
1
図書館より。最後の余韻が気になる。歴史は繰り返すと伝えたいのか、生きることは戦いが避けられないといいたいのか?でも、道徳をおしえるにはちょっと中途半端な感じ。2020/03/07
uyo
1
アリマセン国の さくせんが よかった2010/01/20
遠い日
0
080130【読書ノート/ひとことメモ】少し教訓的にすぎる。2008/01/30
履庵
0
【図書館本】小学校1年生の甥に読んであげようと、図書館でぱらぱらめくった時は、面白そうと思って借りてきたが、いざ読んでみると、確かに途中まではアリたちの得意技合戦が面白かったが、最後が某U図書館のIさんが「空を見上げて終わる本(結末をはっきり書かなくて、読者に委ねるような書き方の本の事らしい)」と呼ぶ類の本でした。せっかく面白かったのに、甥も喜んで聞いていたのに、最後キョトンとしてました。物語の起承転結の大事さを実感したという意味で、良い勉強になった本。(活用する場はもうないけどさ)2012/09/10
ふたご星
0
10年程前、絵本で紹介されていた時は、近隣の図書館になくて、今、検索したらありました! クライマックスで、じ~んと響くものがあったのに、最後は、ブラック? ブラックか、愛あふれる展開になるか、本当の結末は読者次第(笑)2020/07/28