内容説明
わたしたちのまわりにはいろいろな虫がいます。はたらきものの虫、なまけものの虫、りこうな虫、少しおばかさんの虫…。ファーブルおじさんは、こうしたいろいろな虫のくらしをくわしくしらべました。ファーブルおじさんのしらべた虫のなかでもちょっとかわっているのがおとしぶみという虫です。「どこがかわっているのかしら。」ですって?それではおとしぶみのくらしを見ていきましょう。
著者等紹介
小林清之介[コバヤシセイノスケ]
1920年東京に生まれる。東京YMCA英語専門学校卒業。動物に関するおとな向け、子ども向けの著書、訳書100冊以上。「野鳥の四季」(小峰書店)で第23回小学館文学賞を受賞。日本児童文芸家協会顧問、俳人協会評議員
森上義孝[モリウエヨシタカ]
東京に生まれ神奈川に育つ。1965年多摩美術大学デザイン科卒業。在日米生物研究所イラストレーション室勤務の後、1969年フリーとなる。図鑑、百科事典、絵本等の出版、広告の生物イラストレーションを手がける。朝日広告賞、全国カレンダー展通産大臣賞、日経サイエンス賞受賞。三翠会(水域の環境保全活動)代表
須田孫七[スダマゴシチ]
東京大学総合研究博物館協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんたあびれ
8
【絵本】栗の葉をクルクルと巻いて、綺麗な形のゆりかごを作る「おとしぶみ」という虫の話。こんな虫いるんだぁ。面白かった。文章も「これはなんでしょう?」と問いかけがたくさん入っており、保育園児から小学校中学年程度まで楽しめる。解説の量が少なすぎず、多すぎずで丁度良かった。このシリーズ意外といいかも。2019/07/02
hoguru
8
息子6歳1人読み。2016/12/04
ひまわり
7
おとしぶみは器用だなぁ。というのが一番の感想。2017/12/07
joyjoy
6
小学校図書館本。次回読み聞かせの候補に。おとしぶみのゆりかごは、6月ごろ、クリやクヌギの木の下で見つかるとのこと。ちょうどこれからの季節、おとしぶみをつかまえて、うまく飼育すれば、ゆりかごづくりの観察ができるかも、と、なんだかワクワク。2023/05/17
Lulu
0
聞いたこともなかった虫。 けど面白い。図鑑にもちゃんとゆりかごの話のっていた!2019/09/01