内容説明
たんぽぽがさきました。つくしもかおをだしました。はるがやってきたのかな?はるがやってくるときは、はるのあしおとがするんですって。ほんとうかな。
著者等紹介
舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
1945年、東京都生まれ。主な絵本作品に「おめでとう」(絵・宇野亜喜良/福音館書店)、「あいしてる」(絵・岡本太郎/小学館)などがある
黒井健[クロイケン]
1947年、新潟県生まれ。新潟大学卒業
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
25
♪ ぼくは ムックリ もぐらの ムックリ はるも ムックリ めをさます♪ 「春が来たら起こしてね」と、森の仲間に頼まれていたもぐらのムックリ。春はやって来たのかな? ■なんともウキウキなお話です。ムックリという響きも楽しくて、これはちいさい人が喜びそうだなぁ♡ ■たんぽぽ、つくし、桜に いちご。ほんわりやさしく かわいくて、春の陽射しを感じる絵が とてもなごみます。この絵、黒井健さんなんだ☆ ■森のみんなの寝室も可愛くて、にっこりhappyなお話でした ( ' ᵕ ' ) (初出 2011年)2018/03/26
ふじ
15
春の絵本。もぐらのムックリが、春になったと仲間たちを起こして歩く。繰り返しの中に春の草花が登場し、幼稚園児くらいにぴったり。明るい雰囲気で思わず平和!って言葉が浮かぶ。2023/02/13
りらこ
14
春を伝えにムックリ。ヘビの寝床はなるほどね。冬眠する動物と、それから春の花が理解できる。言葉と絵の結びつきが良い絵本。2019/06/01
遠い日
11
春の到来を友だちみんなに知らせて回るモグラのムックリ。黒井健さんの柔らかな絵が、春の空気を伝えてくれる。“春の足音”が、ほのぼの。2015/09/08
みさどん
7
ほのぼの春が来て、冬眠仲間を起こしていくもぐら。春の音はしないなと言っていると、ズシーンとその音が。自分で起きられたくまさんのどでかい足音でした。なんとも平和で安心して読める絵本です。2015/03/18
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- 和書
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