内容説明
くまきちは、ちいさなくまのこ。とってもくいしんぼうで、うたがすき。きょうもたべもののうたをうたいながらやってきましたよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
238
文は『ぐりとぐら』の中川李枝子、柿本幸造の絵。お話は「まつぼっくり」の歌に乗せて展開する。くまのこくまきちが、けいこの後をついていって幼稚園へ…というもの。幼児を対象に想定しているものと思われる。絵も可愛く、これも幼児を意識しているか。エンディングの絵は、紅葉を背景に山に帰って行く母子の姿がなかなかに抒情的。2025/04/22
はる
60
中川李枝子さんと柿本幸造さん。ふたりの描く、優しくて温かな世界が好きです。ほのぼのとした雰囲気がとてもいい。幼稚園に通うけいこが歌いながら歩いていると、くまの子が後ろから一緒に歌い出してきます……。柿本さんの描く、くまの子くまきちがとにかく可愛らしい。温かな色使いの秋の風景も素敵だなあ。2023/07/14
Kikuyo
24
「まつぼっくりが あったとさ」と歌いながら歩いていく「まつぼっくりが あったのかい 」と歌う声。「どうぞのいす」のうさぎさんを発見!くまはおなかいっぱいでそのまま冬眠…可愛いらしい。2017/02/16
たーちゃん
23
くまきちが幼稚園に来たところで子供たちが襲われると思ったのか息子は耳を塞いでいました。でもそうでないと分かると安心して聞いていました。2022/04/28
anne@灯れ松明の火
21
柿本さん追っかけ中。古書店で見つけ、買おうかと手に取って開いたら、扉のど真ん中に子どもの落書きが……! これを200円で売る? ガックリして、その場で立ち読み。童謡を交えた楽しいお話。こぐまと子どもたちの和やかな交流。ほのぼの〜♪ おいおい、いきなり冬眠って!(笑) くまきちくん、自由すぎる(笑) 町に出てくるクマが問題になっている現代では、考えられなかっただろうな^^; お話は、中川李枝子さん。柿本さん、本当にいろいろな方と組んでるね。作家さんも、自分の話をふくらませてくれる画家さんにお願いしたいよね。2015/11/03




