内容説明
トンネルのむこうはどんなかな?でんしゃはきょうもはしっています。やまからうみへ。うみからやまへ。
著者等紹介
間瀬なおかた[マセナオカタ]
愛知県生まれ。法政大学文学部卒業。日本児童出版美術家連盟会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
89
【育児】02年出版。デデデン ドドドンとか、最初の読み聞かせの際は戸惑った。どう読むの(笑)?でも、確かに声に出して読むと、これが電車の音ですよ。親も面白く、子供も大好き。また、行きと帰りを一冊で表現しているのもすごいどう思った。確かに、逆開きして行けば、電車は往復できますよね。面白い本。2017/02/05
ぶんこ
65
凄く面白かったです。 山の駅から海の駅に。そして海の駅から山の駅にと往復楽しめます。 トンネルの出入り口に穴が開いているのも楽しい仕掛け。 電車に乗っている人達を見ているだけでも楽しい。 食い意地が張っているので、おにぎりやお団子を食べているのを見ていると笑顔がこぼれました。 お団子を食べているお年寄り夫婦がいいなぁ。 我が夫婦もお団子を持って電車旅したくなりました。 絵が細いのにごちゃごちゃしていなくて、ほんわかしています。 これは子供が大喜びするでしょう。 大人でも大喜び!2015/11/14
二条ママ
47
3歳9ヶ月。図書館本。同じ作者の「バスでおでかけ」は娘の大のお気に入り。これはどうでしょうと試して借りてみたら、大正解。トンネルのページは大好きで、字がないのに、これよんで、ぜんぶよんでとせかれた。一人でもよく眺めてた。2015/01/16
Kawai Hideki
45
まだ雪深い「やまのえき」から、一面の菜の花が美しい「うみのえき」まで、いくつものトンネルをくぐりながら電車が走る。切り抜いたトンネルからその先の景色の変化が少し見えていたり、「うみのえき」から逆に読んで「でんしゃでかえろう」を楽しめたりと、随所の仕掛けが楽しい絵本。もちろん、電車の乗客も、トランプを楽しむ家族、仲良くお茶とだんごを楽しむ老夫婦、泣いて大変な赤ちゃんなど、三者三様の道中の過ごし方を追いかけて見るのも楽しい。2014/01/26
p.ntsk
36
電車に乗って雪の野原を走り山の鉄橋を渡り海辺の丘を越えてトンネルを抜けると・・・。タイトルどおり行きも帰りも楽しめる間瀬なおかたさんのしかけ絵本。2015/01/13