内容説明
お皿の上のまぐろも、もとは3mもある巨大な魚。広い海を元気にぐいぐい泳いでいました。あじにイクラ、たこ…。あなたが好きなお寿司は、どんな姿をして、どんなふうに生きていたのでしょう?私たちにとって、食べ物は一番身近な存在。その不思議を楽しく追えば、自然の恵み、命の恵みが見えてきます。楽しく知るうちに、食べ物や命への感謝が生まれてくる絵本です。
著者等紹介
川澄健[カワスミケン]
東京すしアカデミー・東京本校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
96
「あかちゃん⇔さかな」言い間違え問題対策延長戦。といいつつ、ほとんど自分の嗜好に走ってしまった。実物大以上のおいしそうな寿司の写真と、その材料になる魚がプロの手によって解体され鮮やかにさばかれていく写真が非常に魅力的な絵本。寿司好きにはたまらない。娘も気に入ったようで、写真を見ながらパクパクモグモグのしぐさを繰り返す。妻は「びんぼうくさい」と眉をひそめるがかまうものか。大人になったら、いかなるシチュエーションでも寿司はうまそうに食え、と教えたい。娘のコメントは「しゃかな」。おお!言えたではないか。2014/07/19
Aya Murakami
74
図書館本。 お寿司屋さんの仕事の前に漁師さんと魚屋さんの仕事が存在しますね。いろんな人いろんな命に支えられたおすしはおいしいに決まっています。この本には書いてなかったですが森や山からの栄養ミネラルも魚の成長の決め手になるとかならないとか?ラストのイカの飾り切りおすしかわいいです。インスタ映えしそうですね。2024/04/21
chiaki
45
大好きなお寿司の写真に興奮がおさまらないわが家の姉妹たち。マグロの解体シーンに大盛り上がり。1尾の鮭から、サーモンといくらのお寿司が生まれることにも感激していました。裏表紙のこれも、お寿司には欠かせないですよね♪『しぜんにタッチ!』シリーズ、大好きです。2021/05/21
しぃ
29
これは良かった。回転寿司の普及でお寿司大好きな子どもたちも、興味津々。そして一緒に「へい、おまち!」2016/12/19
たまきら
24
楽しく、わかりやすく、きれいな絵本です。おタマさんは「はい、マグロ!」と当てては上機嫌。外れないのですごいね!と褒めたら「いや、もう自分で読んだし」とネタバレ。あはははは。お寿司好き!がもう一歩楽しくなる絵本です。2018/01/15