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天馬ジョノン・ハル―モンゴル馬頭琴ものがたり

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784893173836
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

愛しあうわかものとむすめのこころをむすぶ空かける馬がいました。むかし、モンゴルに馬頭琴という楽器が生まれるまでのおはなし。

著者等紹介

なすだみのる[ナスダミノル]
那須田稔。1931年静岡県浜松市に生まれる。幼少年期を満州(中国東北部)ハルピンで過ごす。東洋大学文学部国文科を経て、愛知大学中国文学科中退。「ぼくらの出航」(講談社)で、講談社児童文学新人賞、「シラカバと少女」(実業の日本社)で日本児童文学者協会賞、サンケイ児童出版文化賞、「おとぎばなしシリーズ」(盛光社)で毎日出版文化賞を受賞

ビャンバサイハン・ツェレンドルジ[ビャンバサイハンツェレンドルジ]
1977年10月29日モンゴル国・南ゴビ県・ダランザダガダ市に生まれる。1998年モンゴル言語文学大学(モンゴル文学・日本語・英語科)卒業後、名古屋市・トライデント外国語専門学校へ留学し、日本語と日本文化を学ぶ。現在、モンゴル・日本友好協会「霧島」の事務局長をつとめ、日本でモンゴル展示会、音楽、料理教室等を開き、観光案内、翻訳で活躍するかたわら、馬頭琴奏者の父・ツェレンドルジ、弟・ソヨルのコンサートのコーディネーター、通訳にあたっている。モンゴルで旅行社、乗馬クラブ等経営

オユンツェツェゲ・プレブダガバ[オユンツェツェゲプレブダガバ]
1955年、モンゴル国・ザバハン県・ウリアスタイ市に生まれる。1983年、モスクワ・グラフィック大学ブックデザイン科卒業。1983‐1992年、人民教育省において、教科書・雑誌統一監修局の美術監督、監修次官、主任画家として勤務。2001年よりモンゴル芸術家協会所属のフリー芸術家。1988年ドイツのレイプツェク市で行われたブック・フェアに児童向け教科書の挿絵を出品、入賞。1991年東京で行われたアジア太平洋児童書制作者講習会で“リンゴ”デザイン部門の第1位となる。2002年、第一回児童書芸術家競技会で、「珊瑚の首飾り」という童話の挿絵で第2位となる。「グラフィックデザイン代表作家」の称号、「モンゴル国文化代表者」の称号(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遠い日

11
少し中島潔氏の画風に似た、オユンツェツェゲ・プレブダガバ氏の絵の味わいに引きこまれる。かわいいだけではない迫力あるシーンも。兵士ナムジルと赴任先の恋人グンジドの恋。ナムジルに横恋慕し、嫉妬に苛まれる娘のひどい仕打ち。天駆ける馬ジョノン・ハルの受難。ジョノン・ハルを失った悲しみを、馬頭琴に託すナムジル。モンゴルの馬頭琴の由来を歌い上げた物語。2016/06/08

ララ

2
スーホに関連して選書。馬頭琴にまつわる民話として、モンゴルではこちらの方が有名だそう。若者ナムジルは、翼のある不思議な黒馬ジョノン・ハルに乗って、遠くにいる恋人グンジドに会いに行く。しかし、嫉妬した意地悪な娘がジョノン・ハルを殺してしまい、悲しんだナムジルがジョノン・ハルで馬頭琴を作った。天馬が架け橋となった大人の恋愛の話なのですが、絵がどうみても幼児に見えてしまい、残念。天馬やモンゴルの風景の絵は素敵です。二人の恋の結末が気になります。2021/02/22

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