内容説明
負けないための「バント」から夢に向かって大きく挑戦する「フルスイング」へ―。浜松商業・監督、常葉菊川・総監督として2度、センバツ甲子園で優勝を果たした著者が、高校球児たちと過ごした40余年の愛と感動の日々を綴る。この手記は、単なる高校野球ものがたりではない。いかに生きるかを問いかけ続けたひとりの教育者の記録でもある。
目次
教壇に立つ
浜松商業高校野球部監督に
船川誠君との出会い
やるしかないね、それも徹底的に
山本二郎先生の励まし
球史に残る逆転ホームラン、だったが…
「ガムシャラ」、「練習」、「気力」
センバツ行進曲は「愛のメモリー」
甲子園はオアシス
浜松商業、第五十回センバツ大会優勝!
父の海を見つめて
負けない野球から勝つ(強い)野球への転換
「フイテン」の日、そして…
十二年ぶりに高校野球復帰
ふたたび頂点に向けて
栄冠は常葉菊川に
時が流れ、時代が変わっても
著者等紹介
磯部修三[イソベシュウゾウ]
1940年4月15日静岡県生まれ。静岡県立静岡高校卒、神戸大学卒。1965年、掛川西高校社会科教諭・野球部副部長、1972年、浜松商業高校社会科教諭・野球部監督に就任。1978年、センバツ大会優勝。1980年、選手権大会8強。1984年3月で浜松商業高校を退任後、浜松南高校社会科教諭を経て、磐田南高校社会科教諭・野球部監督を務め、その後は一時、野球部の指導から離れ、県教育研究所指導主事・浜名高校教頭、磐田北高校教頭など歴任した後、2000年4月から常葉学園短期大学教授(社会学)・常葉学園菊川高校野球部監督に就任。2004年、センバツ大会出場。2006年夏、常葉学園菊川高校野球部総監督に就任。2007年3月、センバツ大会で常葉学園菊川高校を優勝に導き、退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 出会いが心の糧