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おかあさんとさくらの木

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  • サイズ B5判/ページ数 28p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784893173713
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

母と別れて祖父母の所で暮らしているあきらの友達は古い桜の木だ。悲しいとき桜の木の下に立つといつも母の励ましの声が聞こえてくる。母と子の深い絆を描く絵本です。

著者等紹介

柴わらし[シバワラシ]
1928年兵庫県生まれ。1952年静岡大学卒業。在学中童話部に所属。地域の子どもたちに童話を語る活動をする。卒業後、静岡県内の小・中学校に勤務。1989年退職後、SBS文化講座『楽しい童話教室』に学ぶ

田中清代[タナカキヨ]
1972年神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遠い日

15
作者の柴さん自身の体験に基づく物語。おかあさんと別れて暮らす毎日の楽しみと、本当の別れの悲しみのなんという厳しさ。おかあさん自身も自分の運命の過酷さにどれほど悩み苦しんだことだろう。見守る桜のことばに、日々勇気をもらった子ども時代。忘れがたい桜との交感の思い出。2015/10/29

魚京童!

9
これなんかすごく怖い。2018/03/24

Cinejazz

8
あきらが五才の時にお父さんが亡くなり、お母さんはあきらをお爺さんとお婆さんに預け、遠くへ働きに出てめったに帰ってきません。画を描くのが好きなあきらは、桜の木とお喋りしながら、楽しかったこと悔しかったことを、絵手紙にしてお母さんに出しました。そのつどお母さんから優しい返事が届きます「あきらは絵が上手ね、日本一よ」。ある日突然、お母さんが会いに帰ってきて「私の絵を描いて」と言いました。あきらは、桜の木の前で白いパラソルをさして春の穏やかな光に包まれて微笑むお母さんを描きました。お母さんとのお別れとなった絵を。2021/08/15

Lesen

7
作者の体験に基づく物語。そう思うと余計に切ない。桜の木とともにお母さんの思い出は色あせない。桜の木はずっと見守っていてくれる。2019/04/12

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