内容説明
まじめな男の子イェンス・ペーターにつきまとっていたずらをそそのかす「透明くん」。ペーターはこんどばかりは絶体絶命の大ピンチにおちいる。ドイツの傑作ユーモアファンタジー。
著者等紹介
ヴォルフ,クラウス・ペーター[ヴォルフ,クラウスペーター][Wolf,Klaus‐Peter]
1954年、ドイツルール地方のゲルゼンキルヘンに生まれる。高校卒業間際には、新聞社に投稿した短編が賞を取る。高校卒業後は地方の新聞社で働いたり、青少年用の宿泊施設を組織したり、手品のできるピエロとして全国を放浪する。若い読者向けに書かれたストーリーは軽快なテンポとわかりやすい文章、そして独特のユーモアで人気があり、その売上部数は合計800万部をこえ、19ケ国語に翻訳されている。テレビ用の映画・ドラマの脚本も手がけており、そのほとんど高い視聴率を得ると評判。「スヴェンの秘密」は1996年にカナダのベスト・メイド・テレビムービーのロッキー賞、ベルリン、バベルスベルク映画アカデミーのエーリヒ・ケストナー賞、1998年に上海のマグノリア賞を与えられた。1985年に、「強制国外退去」と題した本、および映画でアムステルダムのアンネフランク賞を受賞
グリーンケ,アメリー[グリーンケ,アメリー][Glienke,Amelie]
ベルリンで絵画とビジュアル・コミュニケーションデザインを学ぶ。1975年から、フリーな画家、子供の本のイラストレーター、またコミック画家として活躍。ベルリン在住
木本栄[キモトサカエ]
イギリスのロンドンで生まれる。ドイツのボン大学卒業後、翻訳家として活躍する。現在、ドイツ・ベルリン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。