内容説明
いつもなかまにいじめられるくじらのノロ。でも、どんなにいじめられても、しかえしなんてかんがえたこともないノロ。ある日、こころのやさしいくじらのノロは、友だちさがしの冒険の旅にでかけます。ひろいひろい海のむこうへ!阪神大震災で亡くなった若き童話作家が遺した珠玉の愛のメルヘン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うっきー
8
心温まるストーリーの絵本でしたが、読み終わった後、カバーの開きに、阪神大震災で筆者が亡くなっている事が書いてあって、そちらの方が印象に残ってしまいました。2015/02/01
てふてふ
3
悲しすぎます…。ノロが幸せだったかどうかはノロが決めることだけれど、心が痛む。2018/10/21
幼獣はなごん
3
ノロ(ToT)幸せだったかもしれないけど、生きて幸せになって欲しかった。涙ものでした。2017/02/20
遠い日
3
あまりにも大きな子クジラ、ノロ。何をしてもみんなと違うペースでバカにされ、耐える日々。友だちを捜しに、意を決して旅立ったノロに次々襲いかかる困難。体の大きさが邪魔をする。そんなノロが命を賭けて助けた小さな島の生きものたち。ようやく得た「友だち」と安息の日々。美しい時間とともに、ノロは今も生きている。2014/10/25
レンママ
1
かたあしだちょうのエルフに似たおはなし。2019/01/23
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