出版社内容情報
いっしょにいるのがだいすき!ねこのサビンカとぼくの、しあわせないちにち。チェコで出版の絵本を、出久根育みずから翻訳。
内容説明
ぼくのうでのなかでごろごろいうとき、サビンカはごきげんなんだ。サビンカはだっこがすき。ぼくたちいっしょにいるのがだいすき。チェコでうまれたねこの絵本。少年とねこのいとおしい時間「きみはだれといっしょにいるのがすき?」
著者等紹介
マリー,ラデック[マリー,ラデック] [Mal´y,Radek]
1977年、チェコ・オロモウツ生まれ。詩人、児童文学作家。子ども向けの秋の詩の詩集「風の郵便屋さん」で、2014年IBBY名誉賞など多数受賞。「フランツ・カフカ 彼の時代、私たちの時代」で、画家のレナータ・フチーコヴァーとともに本を制作し、英語をはじめ数カ国語に翻訳された。チェコで最も重要な文学賞であるマグネシア・リテア賞など数々の賞を受賞し、世界で活躍している
出久根育[デクネイク]
1969年、東京生まれ。画家、絵本作家。『あめふらし』(偕成社)で第19回ブラチスラバ世界絵本原画展グランプリ、『マーシャと白い鳥』(偕成社)で日本絵本賞大賞、『もりのおとぶくろ』(のら書店)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。2022年、チェコにてイジー・トルンカ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
186
今秋訪れる予定のチェコ人の絵本作家の絵本を出久根 育が訳し絵を描いた作品。内容はシンプルですが、サビンカが可愛いにゃあ(=^・^=) https://www.bronze.co.jp/books/9784893097200/ 【読メ😻猫部】 2023/07/15
ままこ
82
仲良しな男の子と猫のサビンカの1日が、語りかけ口調で微笑ましく描かれる。サビンカの動きはリアルで可愛らしい。表紙の僕とサビンカなんて幸せそうなんだろう。出久根さんの絵がとても素敵。2023/09/23
モリー
63
柔らかいタッチで描かれた猫の仕草は、写真にしたら全てがベストショットです。私が注目したのは目の表情です。顔面が毛で覆われた猫の感情が人に伝わるのは鳴き声だけでなく、目が語っていたからなのだと気付かされました。猫好きの方々にお勧めです。2023/11/04
ぶんこ
61
「サビンカ」、とても響きの良い名前で、何度も口ずさんでしまいました。出久根さんの飼い猫の名前。いい名前。僕とサビンカの一日が描かれています。膝に座ってゴロゴロいう・・・なんて素敵なひと時。ところで、僕が寝ている間にサビンカは猫の集会?に行ってました。大勢の猫ちゃんとお月様。暗い色合いなのに、ほかほかしたあったかさが伝わってくるのは、サビンカと仲間たちのおかげかな。猫好きにはたまらない絵本でした。2023/09/18
たまきら
53
ふわふわのサビ猫ちゃんの絵が可愛くて終始「うわっかわい~」しか言わなかった50過ぎのおばちゃんがここに一人。「サビンカ」ってことはチェコ語でサビ猫があるのかな?とワクワクしてみたら…英語タイトルはOur Tom's Day。あれ~?2023/08/31