出版社内容情報
「すき」な気持ちがあれば、だいじょうぶ!きっとできるよ!バレエ教室に通いはじめた猫のミイさんは、憧れのまいちゃんと同じクラスになるのが夢。おけいこが楽しくてたまりません。ところがピルエットがちっともうまくまわれません。おまけに、まわるのがこわくなってしまいました。そんなある夜、ぬいぐるみのクマ先生がおけいこをつけてくれて・・・。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
絵本作家、詩人、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、子どものための優れた作品制作者として、やなせたかし文化賞を受賞するなど受賞多数。シルヴィ・ギエムやジョルジュ・ドン来日時には通訳をつとめるなど、バレエへの造詣も深い
庄野ナホコ[ショウノナオコ]
イラストレーター、絵本作家。「BRUTUS」(マガジンハウス)表紙のシロクマで人気を博す。動物の仕草や表情に独特のユーモア漂う画風と、圧倒的な画力で注目される。絵本多数。装画や挿絵の仕事も数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
159
シロクマと猫のチュチュ姿に魅かれて読みました。 猫の柔軟性とジャンプ力があれば、女の子(マイちゃん)より上手く踊れるはずだにゃあ(=^・・^=) http://www.bronze.co.jp/books/post-189/2020/03/17
たまきら
33
バレエもの大好きな娘ですが、眉根を寄せつつ読んだ挙句「この猫は猫?それとも人形のイメージなのかな」と質問してきておかしかった。そういうところよりも練習を積む姿に着目していただきたいものです。2020/07/06
yumiha
33
やっぱり庄野ナホコの絵が好き。猫のミイさんの仕草ひとつひとつが、猫らしさを残しながら、それでいてバレエのポーズになっているちゅうとこは、感嘆もんです。お話は、『セロ弾きのゴーシュ』を連想した。この絵本、ときたま読み聞かせをするゆなっちの誕生日プレゼントに決定(^_^)/2020/05/29
anne@灯れ松明の火
32
新聞紹介。ちょうど新着棚で。人間のまいちゃん、猫のミイさん、ぬいぐるみのクマ先生。不思議な世界だけれど、気にならない(笑) まいちゃんのバレエの練習を見て、大好きになり、自分も習い始めるミイさん。練習して、ぐんぐん上達するけれど、大きな壁にぶつかって……。好きなことを見つけ、そのために努力を惜しまない姿が素敵。庄野ナホコさんの独特な絵も素敵。2020/05/12
k sato
31
読友さんご紹介絵本です☆彡黒猫・みいさんのへこたれない精神に感動しました。まいちゃんとバレエ教室に通っている家猫のみいさん。ビギナーズクラスで急成長するも、つま先を軸に膝を曲げながら体をくるりと回転させる動作・ピルエットが上達しません。みいさんは失意のどん底へ。ある晩、お月様に悩みを打ち明けるお手紙を書くと、0時に部屋のぬいぐるみたちが踊りだしました。そしてシロクマ先生による真夜中の特訓が始まったのです・・・猫がレオタードやチュチュスカートを着て、前後開脚や腕立て伏せする様子に萌え燃えしました🔥🔥🔥2024/03/03