出版社内容情報
フライたちが野球をしたら・・・食べものユーモア絵本!「やきゅうやれへんか?」と空き地で声をかけたのは、エビフライとアジフライ。フライドポテトやコロッケ、たいやきやたこやきまで続々とやってきます。さあ、フライなべ監督のもと、猛特訓開始!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
146
エビフライがオニオンリングがコロッケがアジフライがチームを作って野球をする。監督は油が入ったフライなべ。バットで打つのはフライばかり。イカリングはトンネル、張り切りすぎて途中でころもが剥げてきたり…。たこ焼きのチームプレーはナイスだったな。なんでもありで面白い、笑える一冊でした。お約束のたい焼きもちゃんと登場します。2021/07/01
Kawai Hideki
119
オニオンリング、フライドチキン、エビフライ、アジフライなど、揚げもん系の食べ物が野球チーム「フライヤーズ」を結成するお話。イカリング、フライドポテト、コロッケと、順調にメンバーを増やすが、そこに入団希望者としてやってきたのがたい焼きとたこ焼き。フライのチームというコンセプトにそぐわないので、一度は断られるのだが…。お前ら、そこまでして野球したかったんか…という、たい焼きとたこ焼きの行動に大笑い。あと、同じリング系ながら、イカリングとオニオンリングの個性がそれっぽく書き分けられていたのが面白かった。2016/08/21
馨
103
試合の結果が気になる!いいところで終わりました。フライヤーズの野球チームの応援行きたい。2024/02/04
momogaga
76
【大人こそ絵本を】こんな絵本がほしかったんです。フライが主人公なんてすごすぎますよ。今度、たこやきとたい焼きのフライに挑戦しますよ。(笑)2016/02/14
nakanaka
67
揚げ物が主人公というなんとも不思議な絵本。しかも揚げ物がチームを組んで野球をするという。その意味をなかなか見出せませんがとにかく斬新なのでたのしめました。対戦相手は料理道具チームなわけですが、揚げ物チームの監督を引き受けたフライ鍋とはなにか因縁がありそうだという深読みを意味もなくしてしまいました。2018/04/16