著者等紹介
工藤ノリコ[クドウノリコ]
1970年、神奈川県生まれ。絵本作家・漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
96
ペンギン姉弟の旅シリーズ完結編(?)。「やまのうえ」バス停から「やまのふもとえきまえ」バス停まで、ペンちゃん、ギンちゃん、お姉ちゃんの珍道中。弟たちは、停車ボタンを押したくて押したくてウズウズ。結局、誘惑に勝てず、押してしまうのだが、その都度、降りるお客さんや乗るお客さんがいてセーフ。途中の停留所では、レストランでの食事休憩や公園での自由時間もある。路線バスのような、観光バスのような、不思議なバス。家に着いて、お父さんの膝でリラックスしているお姉ちゃんに「おつかれ様、よく頑張ったね」と言ってあげたい。2016/06/10
馨
88
降りるところ以外ではボタン押しちゃダメと言われると押したくなるのかな?途中下車してその場所で遊ばせてくれる運転手も優しくて良かったです。シリーズ全作絵がパステル調で優しい色合いが可愛かったです。2018/10/07
ねむねむあくび♪
60
図書館の本。セミくんのほうが好きだけど、これはこれで楽しかった♪(^-^)確かに、バスのボタン、押したくなるよねー!(*^m^*)2015/09/08
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
57
工藤ノリコは『ピヨピヨ』シリーズも可愛いが、この『ペンギンきょうだい』シリーズも良い。おねえちゃんと弟のペンちゃんとギンちゃん。本巻は三人(三羽?三匹?)でバス旅行。幼い弟達の面倒をみるおねえちゃんがしっかり者で良い。弟達が好奇心でついつい「とまります」ボタンを押してしまう度に運転手に謝罪(笑)。しかし運転手さんも他のお客さんも鷹揚で、「ついでに食事しましょう」だの「ついでに遊んで行きましょう」だのと暢気な寄り道。何だかリラックスする。最後にボタンを押すのはおねえちゃんに譲る弟達。弟も優しい。2015/05/27
Natsuki
54
ペンギンきょうだいシリーズ4作目にして、完結編?なのかな?『バスのたび』。路線バスと言えば、アレですよアレ♪運転手さんの器の大きさに拍手(*’ω’ノノ゙☆パチパチ 全作通して好きなのが、工藤ノリコさんが描くワンワンちゃんのしっぽ❤ちぎれんばかりにしっぽふりふり(〃ω〃)2017/10/14