内容説明
まちがえがちな避難行動、子どもに言ってきかせたいこと、地震に強い自宅をつくる、耐震化助成を受けるには、地震保険加入のポイント、1カ月自力で生きる備蓄…etc.今すぐ役立つ防災情報満載。ひと目でわかるイラスト解説。40人のわたしの被災体験。
目次
1 自宅を安全空間に
2 自宅で生きのびるストック術
3 家族が生きのびる防災マニュアル
4 暮らしを守る保険について
5 地震と2次災害への対応マニュアル
6 地震のあとの暮らしについて
著者等紹介
国崎信江[クニザキノブエ]
1969年、横浜生まれ。危機管理アドバイザー。外資系航空会社に機内通訳として勤務した後、結婚を機に退職、主婦となる。阪神・淡路大震災で600人近い子どもが亡くなったことに衝撃を受け、自然災害から子どもを守るための研究をはじめる。2003年からは不審者対策の研究も開始。現在は、講演、執筆、プログラムコーディネイトなどの活動を行う傍ら、文部科学省の「地震調査研究推進本部政策委員会委員」、福島市の「福島市復興計画検討委員会委員」、東京都の「震災復興検討会議委員」を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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西川明子
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あらゆる視点からの防災について実際的な方法をイラストでわかりやすく解説。特に財産や命を守ることに特化していた。被災者の声も多数掲載し理論だけではない知恵が伝わってくる。2015/12/31
かね
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巨大地震がおきた時、おきた後を想定し 日頃からできる準備について書かれています。災害時マニュアルを整備するだけでも「いざっ」というときのよりどころが見いだせるかもしれません。「子どもを守る」ってありますが「家族を守る」と読み変えても「備える」ってことにそう違いがないと思うのだが。。。。2012/04/12
卓ちゃん
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「今まで、避難所で非常持ち出し袋を持っている方に出会ったことがない。非常時に、重い非常持ち出し袋はなかなか持ちだせない。でも、避難所で「あればよかったのにな・・・」と思うものはたくさんあるので、災害で使えるものをまとめておくといいだろう。 キャンプを体験したことのある子なら、体育館の床に寝ることもそれほど苦にはならない。でも、体験していないと、床の堅さや寒さをみじめに感じ、眠れなくなる。庭やバルコニーで寝袋を使うだけでも子どもの経験値は高まる。それによって、非常時をのりきる強い心が育まれる。」なるほど。 2020/08/26