著者等紹介
どいかや[ドイカヤ]
1969年東京生まれ。東京造形大学デザイン科卒。動物や植物への愛情にあふれる、あたたかなタッチの絵本を発表、多くのファンを魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
63
森の池でのんびりと暮らしているかえるのピータンと渡り鳥パーチクのお話。旅の出来事、池の1年の変化が暖かな色合いの色鉛筆で描かれる。お互いの立場を心から楽しめてる様子が読んでいて気持ち良かった。2018/03/04
浅葱@
53
お話も絵も、どいかやさんらしい素敵さ。「ピータンは また らいねん パーチクが たずねてきてくれるとおもうと むねが わくわくするのでした」私もわくわくするのでした(’-’*)♪2014/10/08
Willie the Wildcat
41
様々な場所での見分、同じ場所での四季折々の出来事。人それぞれであり、視野を広げる方法は多々ある。人生(本著の主人公は”人”ではないが・・・。)の楽しみ方の指南、とも感じる。絵がとてもやさしい。特に、「川の向こう側の家・建物」、そして「秋の池の風景」。前者からは温もり、後者からは静けさ、を感じる。次男のお気に入りは、”ピータンとパーチクが仰向けで語り合っている”シーン。とても楽しそう!2012/10/13
anne@灯れ松明の火
40
南の南の隣市で。先日『チリとチリリ』シリーズを読み、良かったので。表紙のかえるさんに一目ぼれ♪ 世界中を旅する渡り鳥パーチクと1つの池で生涯を過ごすかえるのピータン。どちらにも良さがある。互いにそれを知っている。ついつい、自分にないものをうらやんだり、妬んだりしがちだけれど、ピータンはエライ! 幸せの秘訣かな^^2015/12/01
しゅわ
40
【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。森の奥にひっそりとある小さな池に暮らす蛙のピータンが世界中を旅している渡り鳥のパーチクと出会う物語。『井の中の蛙、大海を知らず』には続きがあると聞いたのはいつのことだったかしら?『されど空の深さを知る』この絵本は、まさにこの言葉を表現している一冊です。メルヘンあふれる優しいタッチの絵柄に癒されながら、人生や自分の立ち位置の意義について考えさせられる一冊です。(※注意※ 後半部分には諸説あり。もともと荘子の原典には無く、日本で勝手に後付けしたようです)2014/05/12
-
- 和書
- 隣之怪木守り 角川文庫