内容説明
みつひめさまは、はちのすじょうのおひめさま。たくさんのかしんにかしづかれ、なにふじゆうないごてんのくらし。ところがあるひ、ひめさまが、だいじなつぼをわってしまったから、さあたいへん!うまれてはじめて、おしろのそとにとびだして、はちむらにまよいこんだひめさまは…。
著者等紹介
秋山あゆ子[アキヤマアユコ]
1964年、東京生まれ。92年「月刊ガロ」(青林堂)でデビュー、虫の世界を描いた作品を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
19
春,退屈ミツバチみつひめが城を飛び出し村で色々体験するお話。何でもしてもらうより,自分で思いっきりやってみる充実感っていいよね。姫手作り巨大団子を「とくだいだんご あります」と張り紙w ハチャメチャ奔放みつひめに向けられた 村人の温かい眼差しとフォローが嬉しい。子供にはこういう接し方でいたいと,母(私)は先日読んだ「かぼちゃスープ」同様,親目線で読む。6歳男児は最後の浴場見開きが楽しいらしく,読む度に釘づけで色んなお風呂を眺めている。&みつばちの歌が度々出て来るので「(歌詞の)ハニカムって何?」気になる。2014/11/25
花林糖
14
(図書館本)蜂の巣城のお転婆なみつばち姫が城を抜け出し大暴れ(?)するお話。絵が丁寧で細かく描かれていてとても可愛らしい。元気な姫様が◎。2019/10/26
遠い日
14
みつ姫のお姫さまことばが時代劇のテレビ番組のように、妙に時代がかっていて、くすり。細かく描きこまれた絵は秋山さんらしく凝っている。お姫さまとはいえ元気者のみつ姫。いたずらも度量のうち。虫たちの衣装がこれまた楽しい。2015/08/06
ヒラP@ehon.gohon
13
蜂の巣城のみつひめ様は、据え膳上げ膳ですっかり退屈です。 おてんば精神たっぷりで、城内を飛び回った後で、外に飛び出しました。 蜂の習性といろんな蜂が出てきて楽しい絵本です。 回りのみんなが振り回らせている困ったお姫様ですが、女王バチって、きっと退屈ですよね。 みつばちのうたも楽しめました。2017/07/05
nyanco
13
お転婆なみつひめ様のお転婆っぷりは可愛いし、着物や小物も女の子受けしそう。ただ、くものすおやぶんよりは書き込みが少なめ。お城を抜け出したみつ姫様が、いろんな蜂のところでお手伝いするところでは、もう少し、様々な蜂の生態の違いを描いて欲しかったかな。「みつばちのうた」のハニカム ハニカム…♪のリズムが楽しい。虫さんキラ~イ!という女の子には、最初の一冊として良いのかもしれません。こちらもシリーズ化しそうなので楽しみです。2010/05/18
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