内容説明
かぞく・ともだち・ペット・くさばな、そして、たからもの。じんせいには、たいせつなものがいっぱい。でも、じぶんがたいせつにしたいものと、あいてがたいせつにしたいものが、いつもおなじとはかぎらない。じぶんがしょうじきにいったことが、あいてをきずつけることがある。じぶんがたのしくやったことも、あいてをいやなきぶんにさせることがある。おもわぬことが、いじめになってしまうこともあるんだ。あいてをたいせつにすることは、おもいやること。あいてのきもちになってみるって、きっと、ひつようなことなんだ。
著者等紹介
ピトー,フランチェスコ[ピトー,フランチェスコ][Pittau,Francesco]
ベルギー生まれのベルギー育ち。ドイツ語、英語、イタリア語、オランダ語などに翻訳され、世界各国で出版されている。フランスに程近いベルギーの田舎町に住んでいる
ジェルベ,ベルナデット[ジェルベ,ベルナデット][Gervais,Brnadette]
ベルギー生まれのベルギー育ち。ドイツ語、英語、イタリア語、オランダ語などに翻訳され、世界各国で出版されている。フランスに程近いベルギーの田舎町に住んでいる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
45
冒頭に、<家族、友達、ペット、草花、そして宝物。人生には、大切なものが一杯。でも、自分が大切にしたいものと、相手が大切にしたいものが、いつも同じとは限らない。自分が正直に言ったことが、相手を傷つけることがある。自分が楽しくやったことも、相手を嫌な気分にさせることがある。思わぬことが、いじめになってしまうこともあるんだ。相手を大切にすることは、思い遣ること。相手の気持ちになってみるって、きっと必要なことなんだ>(原文ひらがな)と。色々な例を挙げ、<いじめばっかりしていたら、ひとりぼっちになっちゃうよ!>と。2022/10/28
詩 音像(utaotozo)
25
してほしくないこと、されたくないことが羅列してあり、時折思わず自分に覚えがあって心に引っかかったり、思いもかけずぎょっとするようなことがあったりで(アレを続けて串刺しなんてのは、まず考えないよね?)、うまく言えないが、一通り目を通すべきいい内容。図書館でかなり痛みが目立つ一冊で、人気なのがうかがえる。2016/01/05
刹那
18
分かりやすく人へのいじめ、物へのいじめ、動物へのいじめのことが、絵本として伝えられています✯2016/09/15
たーちゃん
10
息子は「これはやったらだめなやつだね」と言っていました。2024/04/23
サウスムーン
8
明快、分かりやすい。お気に入りの先生も多い1冊です。2015/07/10