内容説明
どんなこぶたもわっせわっせとたっぷりたべたり、どろんこあそびをしたり、“はなとはな”でおしくらまんじゅうをしたりすることがだいすき。もちろんマリウスも、みんなといっしょにあそびたいとゆめみていました。ところがこぶたたちは、ちっぽけでよわいマリウスをなかまにいれてくれません。どんなにがんばってもマリウスはひとりぼっち。じぶんの「くうそう」のなかにとじこもっていました。そのひがくるまでは…ね。
著者等紹介
デスモワノー,クリステル[Des Moinaux,Christel]
1967年、フランスのパリ近郊で生まれる。幼いころから本を読むのが大好きで、8歳からは絵を描きはじめる。大学卒業後は出版社に勤務し、多くの絵本を生み出す。そのやわらかい色合いの絵は、子どもたちや若い女性を魅了し、若手の絵本作家として注目を集めている。フランスでは、すでに20冊近い絵本が出版されている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
体は小さくても「ちっぽけ」なんかじゃない。物語を紡ぐ力は、夢を編むのと同じこと。みんなの不安をお話の力で取り除くというすばらしいことをやってのけたマリウス。それぞれの能力を認め合うこと。違っていていいんだよ。2017/10/20
alias1819
4
息子が図書館で借りた本を一緒に読みました。農場の豚たちを描いた話。絵が色彩豊かな上、可愛らしく読み易い。2009/07/16
Rabbit Teacher
3
何でも見た目で人(豚)を決めつける人はもともと悪いけれど友達と一緒に遊んでない時間をいろいろな物語を空想しているマリウスは頭が良い。2024/05/25
Giraffe Teacher
2
サイズは関係ありません。何かが得意であれば問題ありません。 ただし、背が高くなったり重くなったりする必要がある場合は、サイズが重要です。2023/04/13
leafmoon07
2
図書館本。マリウスみたいな子、応援したくなっちゃう。マリウスのお父さんやお母さんの気持ちもとってもわかる。ちょっとせつなくて、最後には温かい気持ちになれる絵本でしたら、2016/01/06