にんげんの物語<br> 魯迅―めざめて人はどこへ行くか

にんげんの物語
魯迅―めざめて人はどこへ行くか

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784893090461
  • NDC分類 K920
  • Cコード C8323

内容説明

『阿Q正伝』『狂人日記』の著者・魯迅はいくたびもの革命を乗りこえて、語りつづけた。子供から大人まで楽しく読める21世紀の伝記シリーズ。

目次

禹は熊となって水を治め、魯迅は紹興に生まれた。
跡とり息子の魯迅は、父親を悲しく思った。
魯迅は儒教の本より『山海経』を好んだ。
父親が死んだあと、魯迅は南京に出て勉強した。
中国はこれでいいのか。魯迅は東京で深く悩んだ。
医学生の魯迅は、藤野先生に出あった。
文学を勉強する魯迅は、気のりしない結婚をする。
中国では革命が起こり、魯迅は北京へむかう。
革命に失望した魯迅は、小説を書きはじめる。
最初の小説『狂人日記』は、人が人を食う話。
『新青年』は話題をよぶが、魯迅は兄弟げんか。
『阿Q正伝』の主人公は、中国のほんとうの民衆である。
大学問題に怒る魯迅に、女子大生から手紙がくる。
魯迅は北京を去り、南へとさまよい続ける。
つぎつぎと人びとが、虐殺されてゆく。
魯迅と許広平は、上海で新しい生活を始める。
魯迅は国民党に追われ、同志たちの死に怒る。
魯迅は『出関』を書いたのち、五十五歳の生涯を終える。
中国はそのあとも乱れつづける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ahmad Todoroki

0
実は知られざるベストオブ四方田本の一冊。四方田さんが中国文学の専門家ではないからこそ書けたのかもしれない。魯迅が生涯闘った対象が何だったのか、今の中国を見るとよく理解できます。子供向けの本と侮れません。

BJ

0
15002023/01/13

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