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内容説明
『阿Q正伝』『狂人日記』の著者・魯迅はいくたびもの革命を乗りこえて、語りつづけた。子供から大人まで楽しく読める21世紀の伝記シリーズ。
目次
禹は熊となって水を治め、魯迅は紹興に生まれた。
跡とり息子の魯迅は、父親を悲しく思った。
魯迅は儒教の本より『山海経』を好んだ。
父親が死んだあと、魯迅は南京に出て勉強した。
中国はこれでいいのか。魯迅は東京で深く悩んだ。
医学生の魯迅は、藤野先生に出あった。
文学を勉強する魯迅は、気のりしない結婚をする。
中国では革命が起こり、魯迅は北京へむかう。
革命に失望した魯迅は、小説を書きはじめる。
最初の小説『狂人日記』は、人が人を食う話。
『新青年』は話題をよぶが、魯迅は兄弟げんか。
『阿Q正伝』の主人公は、中国のほんとうの民衆である。
大学問題に怒る魯迅に、女子大生から手紙がくる。
魯迅は北京を去り、南へとさまよい続ける。
つぎつぎと人びとが、虐殺されてゆく。
魯迅と許広平は、上海で新しい生活を始める。
魯迅は国民党に追われ、同志たちの死に怒る。
魯迅は『出関』を書いたのち、五十五歳の生涯を終える。
中国はそのあとも乱れつづける。
感想・レビュー
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