内容説明
天災か?人災か?差別と分断、自粛警察、無策の政治…二つの禍は相似形だった。
著者等紹介
カミュ,アルベール[カミュ,アルベール]
1913年、フランス領アルジェリアに生まれる。フランス入植者で農場労働者であった父はカミュが生まれた翌年にマルヌ会戦(第一次世界大戦)で戦死。貧しい子ども時代を送るが、カミュの才能を見抜いた教師の説得により、奨学金を受けながら高等学校に進学した。1932年、アルジェ大学文学部入学。在学中に結婚するも、数年で関係は破綻。大学卒業後、人民戦線寄りの新聞「アルジェ・レビュブリカン」(のちの夕刊紙「ソワール・レピュブリカン」)の記者となり冤罪事件や植民地の歪みを暴く記事等を書き、平和を訴えるが1940年、同紙は発行停止処分を受ける。この頃に再婚し、「不条理」をテーマにした戯曲や小説を書き進める。1942年『異邦人』を刊行。その後、持病の結核に悩まされながら『ペスト』の執筆を始め、1947年に刊行。ベストセラーとなる。1957年にノーベル文学賞を受賞。1960年1月4日、交通事故にて死去。享年46
陽藤凛吾[ヨウトウリンゴ]
宮崎県出身。大学在学中に小学館新人漫画賞で佳作を取得後、スポーツ雑誌、書籍、企業広告、コラム、WEBマンガコンテンツなどでさまざまなマンガ連載を展開
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
香川県出身。昭和59年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。昭和61年より大阪大学病院第二内科勤務。平成3年より市立芦屋病院内科勤務。平成7年に、尼崎市に長尾クリニックを開業、外来と在宅医療を両立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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