ひとりも、死なせへん―コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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ひとりも、死なせへん―コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

  • 長尾 和宏【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 395p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893089441
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0095

内容説明

本当の敵は、ウイルスではなくて、人間なんじゃないか。

目次

発生 2020年1・2月
震撼 2020年3・4月
警戒 2020年5・6月
忍耐 2020年7・8月
焦燥 2020年9・10月
逼迫 2020年11・12月
変異 2021年1・2月
眩暈 2021年3・4月
接種 2021年5・6月
嘲笑 2021年7・8月

著者等紹介

長尾和宏[ナガオカズヒロ]
町医者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

34
兵庫県尼崎市で長尾クリニックを営む町医者・長尾和宏先生が、2020年1月に新型コロナ騒動がスタートしてからコロナ禍の中東京オリンピックが開催される2021年8月までの、約1年半の軌跡を記した作品。約400ページあり、ノンフィクション小説としても読める一冊であり、作中、長尾先生により「コロナ対策の間違い」「なぜ医療崩壊したのか?」などが語られる。日本のコロナ対策には認知症患者という視点が抜けている、新型コロナにおいるタバコの弊害など、誰も触れてこなかった部分に踏み込んでいて、いろいろ考えさせられた。2021/10/06

カブトムシ

22
私の部屋からもわかるが、ピーポーピーポーと救急車が絶えず活動している。今も聞こえる。人口動態統計の動画を発信している人がいる。私がそれを見て、どう考えても、ワクチンを何回も打って死ぬ人が沢山出ているように思う。長尾和宏医師は、自分の患者で亡くなった人がいないそうだ。と言うことは、ワクチンを止めて、イベルメクチンなどの服用にしたほうが効き目があると言うことだ。長尾和宏医師は、前に自分は陰謀論とか関係なく、医療にあたっているのだとも言っておられた。私は陰謀論が現実化していると思っている(2022年6月3日)。

メープル

15
図書館本。少しずつ読もうと思っていたけど一気に読んでしまった。2020年1月からの日記。あれから2年。。。患者さんと真摯に向き合う。こんな、先生に出会いたい。日本のコロナに対する対応等。。。色々と考えさせられる1冊でした。2022/02/01

aisapia

14
意外と分厚いなと思ったけど1日でいっき読み。本当にすごい先生です。1日でも早くゆっくり休んで頂きたい。保健所の崩壊、医療崩壊、さらに自分の事しか考えてない一般人からのクレームなどこんなにも酷かったのかと読んでて辛くなる。あと、頑張っている医者を批判する医者がいるなんて人間性大丈夫かよと思えてしまった。日記形式なのでクルーズ船事件、タクシー運転手さんの話や志村けんさんの事など、日を追って順にコロナ禍を冷静に見直せる1冊でした。2022/04/12

wakazukuri

3
兵庫県尼崎市の町医者、長尾医師の奮闘ブログ。頼もしいと思いながらもいつ倒れるか心配だ。24時間365日戦い続けている。在宅医療で往診し、看取り、それも最後は患者も家族も笑顔で見送っている。理想的だ。そんな中コロナ禍でますます忙殺され、本音で患者・家族は勿論、保健所や行政にもメディアを通じて進言しているのに、遅々として進まず徒労感あり。しかし、それにもめげずに突き進む。患者を一人も死なせへん!同業者からの批判もある。それでも進むしかないのだ。患者のために。すごく感銘を受けると同時に政府に期待外れ。あっぱれ!2022/02/25

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