フタバスズキリュウ もうひとつの物語

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フタバスズキリュウ もうひとつの物語

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893089069
  • NDC分類 457.87
  • Cコード C0045

出版社内容情報

日本で発見されブームとなった恐竜化石:フタバスズキリュウ少年の手によって発見された「首長竜」の化石が日本を熱狂させて50年。人気アニメ:ドラえもんに登場し人気と認知の高い「ピー助」のモチーフとなた日本一有名な首長竜「フタバスズキリュウ」と幼き頃より恐竜博士になりたかった女の子の知られざる物語。

佐藤 たまき[サトウタマキ]
著・文・その他

内容説明

1968年。恐竜発掘がまだ「遠い国のはなし」だった時代。ひとりの化石少年が見つけた巨大生物の骨が、日本中を熱狂させた!あれから50年―。発見から学名記載までの空白の時間にあった、わが国の古生物研究の発展と、若き首長竜研究者の奮闘の日々。

目次

第1章 フタバスズキリュウの研究に至るまで(恐竜博士になりたくて;目指すは古生物学者;首長竜との出会い;留学準備 ほか)
第2章 フタバスズキリュウの名づけ親になる(有名竜を記載するということ;先人の足跡を辿る;最初の原稿;果報は寝て待つ ほか)
対談 フタバスズキリュウの発見は白亜紀の「窓」を広げた(鈴木直×佐藤たまき)
鼎談 フタバスズキリュウ記載までの38年と日本の古生物研究の発展(長谷川善和×真鍋真×佐藤たまき)

著者等紹介

佐藤たまき[サトウタマキ]
古生物学者。東京学芸大学准教授。幼いころより古生物が好きで、古生物学者を目指して進学した東京大学理学部地学科で研究対象としての首長竜に出会う。その後、アメリカ、カナダへの留学を経て首長竜の研究で博士号を取得。フタバスズキリュウの研究に参加し、2006年に新属新種とする論文を発表した。カナダ・王立ティレル古生物学博物館、北海道大学、カナダ自然博物館、国立科学博物館での博士研究員を経て、2007年に東京学芸大学に着任、2008年より現職。2016年猿橋賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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☆よいこ

57
恐竜が大好きだった少女が、恐竜研究者になり、フタバスズキリュウについての論文を発表するまでの物語。自伝。海外での大学生活についてや、研究の大変さを語る。▽表紙が可愛かったので生徒向きかと思ったけど、そうでもなかった。自伝なのでだいぶ主観的。恐竜が好きだという熱意は伝わる。▽後半にスタバスズキリュウ発見者の鈴木直さんとの対談あり。日本の古生物研究の発展についての鼎談あり。2019/03/27

21
フタバスズキリュウを新種として認定する論文を書いた研究者によるこれまでの歩み。1968年にフタバスズキリュウが発見されて、新種として認定されたのが2006年でそんなに掛かるものなんだなあと驚いた。化石を見つけることはむしろ苦手で、発掘された化石と丁寧に向き合い、こつこつと研究を続ける彼女の姿にいろんなタイプの研究者がいらっしゃるのだよなあと当たり前のことにしみじみ。そんな彼女から見た当時大学生だったダイナソー小林の第一印象は「アメリカンな人だなあ」とのこと。2018/10/19

mae.dat

17
日本人に最も馴染みの深い古生物と言えばフタバスズキリュウ。ひとりの恐竜(大型古生物)ファンが研究者になり、Futabasaurus suzukiiと言う学名を与えるまでの物語。学名が付いたの随分と最近だったんですね。 研究者としてのキャリアを磨く道のりは平坦ではなく、それこそ当事者は不安や困難の連続だった事でしょうが、好きを拗らせた研究の卵には、きちんと先輩方からの救いの手が差し伸べられ収まる所に収まる物なんだなぁと思いました。

おはなし会 芽ぶっく 

16
恐竜大好き少女が研究者になり、フタバスズキリュウについての論文を発表するまでになる。娘の同級生が幼少の頃から恐竜大好きで、将来学芸員になり化石の発掘など恐竜に関わる仕事がしたい!と言って高校進学も夢を叶えるために某高校を受験した。彼女にとって難関だったけれど見事合格!夢に1歩近づいた。高校合格のお祝いに、個人的にプレゼントした本。2019/08/11

スプリント

14
フタバスズキリュウの化石を発見した人の話ではなく、それを新種として学会に認定させた女性研究者が書かれた本です。子供の頃の情熱を持ち続け仕事を楽しんでいることが掲載されている写真から伝わってきます。2018/09/02

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