出版社内容情報
小林 凜[コバヤシリン]
著・文・その他
内容説明
壮絶ないじめの日々を俳句にすることで生きてきた少年が、新たな扉を開けるとき。
著者等紹介
小林凛[コバヤシリン]
2001年5月、大阪生まれ。小学校入学前から句作を始め、9歳の時に朝日俳壇に「紅葉で神が染めたる天地かな」で初投句初入選(長谷川櫂選)。2013年に『ランドセル俳人の五・七・五~いじめられ行きたし行けぬ春の雨』(ブックマン社刊)を出版し、話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
40
【推薦本】9歳で「朝日俳壇」に初投稿し入選。11歳で自著がベストセラーとなり、本作で第3弾となる。これは凜さんが長期に渡り標的となった“いじめ”の実態を、瘡蓋を剥がしながら吐露した随筆です。子供だけでなく、幾人もの教師が加担していた事実(少なくとも私は“いじめ”だと認識)に怒り戦慄きます。孤立無援という箱の隅でうずくまっていた彼に、手を差し伸べた恩師。最強の味方である母親と祖母。俳句に込める凜さんのこころの原泉が、沸々と行間から溢れていました。◆近日「生きる」と題した自著の刊行を予定しています。【購入本】2018/07/04
りょちみ
13
素敵な俳句ばかりです。そして改めて壮絶な小中学校だなと感じます。こんなひどいいじめの状況、教師があっていいものか、と憤ります。声をあげたくてもあげられない子供たちがたくさんるのかなと想像するだけで辛くなります。俳句は相変わらず勉強になる表現ばかり。ただ表現だけでなく、その時の心情と情景が眼に浮かぶようで、どうして十七音でこんなにも世界が広がるのだろうと不思議に思う。自分も負けずに創作するぞー!2019/04/17
ふぇるけん
10
小学校、中学校と壮絶ないじめにより貴重な青春を奪われた著者の心情を推し量ることなどできない。しかし、そのような状況の中でも常に味方してくれる家族と数少ない恩師との出会い、そして俳句により前向きに人生に立ち向かう著者の姿、そして句に現れる繊細な感性に心を打たれた。2022/01/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
小林凛さんの体験をもとに創られた俳句。どの作品も素晴らしいが、その背景には壮絶ないじめ体験があることに、読みながら涙が止まらなかった。2019/05/04
かめあい
3
この子は凄い。言葉の魔術師。いじめた奴ら許せない。このまま優しい視点で素敵な俳句を作っていってほしい。俳句以外のエッセイも読みたい。私が一番好きな俳句は→菜の花の 黄色のきは 希望のき これからの小林凛君が幸せでありますように。2018/09/02




