出版社内容情報
思春期に対する高齢化社会の新語。精神科医が幸せな高齢期を迎えるための心と身体の最新のアンチエイジング法を指南。
和田秀樹[ワダヒデキ]
内容説明
いつまでも若くいるために今すぐできること。男おばさん、女おじさんにならないための心と身体の最新アンチエイジング法。
目次
スペシャル対談 林真理子×和田秀樹「男女それぞれの立場から考える、思秋期の乗り越え方」
第1章 「思秋期」に起こる身体と心の変化
第2章 思秋期の乗り切り方1 身体のアンチエイジング(ダイエット・美容)
第3章 思秋期の乗り切り方2 前頭葉を若く保つ(脳・思考・メンタル)
第4章 実践編 思秋期には何を食べるのがいいの!?
第5章 実践編 思秋期を賢く乗り切る運動・生活習慣から最新医療まで
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。日本神経学会専門医、臨床心理士、日本精神分析学会認定精神療法医、日本内科学会認定内科医、日本精神神経学会精神科専門医。東京大学医学部卒業後、東京大学附属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック院長。専門は老年精神医学、精神分析学、集団精神療法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けん
8
★2.52019/01/30
めん
8
著者和田さんが定義する“思秋期’解説本。思秋期とは、成人が老人になる時期、性ホルモンが減り中性化していく時期。起こることは、ホルモンバランスの変化と前頭葉機能の低下。前頭葉機能は①意欲と感情のコントロール能力②思考の切り替え③クリエイティビティ。やっておくべきことは、身体のアンチエイジングと将来(老後)のことを考えておくこと。身体については、酸化=細胞の炎症を防ぐ。細胞の炎症の原因の一つは、慢性型のアレルギー。腸の健康を保つことがポイント。具体的な食事内容の紹介は、他の切り口の場合と相違はなかった。図書館2016/11/24
滝原夏希
1
更年期の弊害は、身をもって実感してますが、前頭葉の萎縮が進んで、感情のコントロールができなくなってくるっていうのは、ショックでしたねえ。 身近でも、いつまでも怒っていたり、いつまでも嘆いていたり、コントロール不可状態のひとをちらほら見かけてますので、ああ、このひとは脳が委縮してるからしょうがないんだな、と思うようにします・・・ 思春期に対しての思秋期、更年期よりも優しい響きですね。 白黒つけたがる、とか、完璧主義、の人はこの時期鬱になりやすいそうなので、気をつけなきゃ、と思いました。 2016/08/31
ポテトちゃん
0
【内容はミーハー】林真理子さんに注目するところは良かったが、内容は軽く面白味はない。著者はヒアルロン酸注入したことがあり(確かに著者の顔写真つっぱってて違和感ある・・・)、アンチエイジング肯定派。お金があればできるわけね。2017/02/11
Hiroco
0
アンチエイジングの意識がやや惰性的になり、守りに入ったところで喝を入れられた。2017/01/12