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内容説明
お前がワークライフバランスっていうな！と言いたい上司。あんたが俺の事をシュガー社員って呼ぶ権利はない！と叫ぶ部下。権利ばかりを主張し自分に甘いシュガー社員が増殖する理由。それは御社のブラック度にあった？“シュガー社員”の名付け親がクビ切り時代に突入したすべての会社に緊急提言。
目次
はじめに あなたの部下の“シュガー社員糖度”チェック
第１章 一番危険な若手社員、キング・オブ・シュガー社員とは？（シュガー社員は５つのタイプに分かれる；一番やっかいなのは、やっぱり“俺リスペクト型” ほか）
第２章 若者を理解しなければ、今日からあなたの会社もブラック企業！？（若手社員の世代観、価値観を知りましょう；自己投資をしないシュガー社員たち ほか）
第３章 シュガー社員対策をきっかけに、脱・ブラック企業を目指そう！（情熱を傾けるべきは会社の制度づくり！；あなたの会社の企業コンプライアンスは万全ですか？ ほか）
第４章 田北百樹子のリアル本音インタビュー！自称・元シュガー社員に聞く。（「シュガー社員がまともな社会人になるには？」）
著者等紹介
田北百樹子［タキタユキコ］
札幌市在住。平成８年１月に「田北社会保険労務士事務所」を開業。保険関係の届出や就業規則作成他、人事考課制度導入や、社員教育、ビジネスマナー講座ＤＶＤ制作、異業種ビジネス交流も積極的に活動。「シュガー社員」の名付け親（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
離職率が高い企業は基本的には企業側に問題がある。ただし、だからと言って離職者が出た時その原因は企業にあるかと言えばそのようなケースばかりでもない。会社と学校は全く違うということをしっかりと認識できていないまま社会に出てしまった社員は、残念ながら少なからず存在している。2017/08/26
イブスキ シンイチロウ
2
タイトルに惹かれて読んでみました。若手社員や管理職の方におすすめです。まず、シュガー社員という定義が興味深かったです。社会環境の要因や具体的な事例を交えて、現代の若手労働者に対する会社のあり方を解説しています。特筆すべきは、シュガー社員の単なる批評に留まらず、感情論ではなく理屈で理解した上での対応を提言されていることです。つまり、戦ってしまう前に、結果は概ねわかっているので、相手を知って、相手なりの対応をすること。加えて、最低限の法規は遵守しましょうというお話でした。2011/01/10
Humbaba
2
ブラック企業というのは，それを評価する人間が付けるレッテルである．昔は当たり前だったことも，時代が下れば当たり前でなくなる．それを嘆いたとしても，現実は変わらない．自分が現実に合わせなければ，取り残されてしまうだけである．2010/10/26
ハル
1
シュガー社員のタイプ分けなども載っていますが、いくつか挙げられている労働問題の事例が興味深かった。2016/09/05
issy
1
シュガー社員も問題だが、企業側も実はブラックかもよ！シュガー社員を無理に矯正しようとする前に、まずは古き悪しき慣習を見直してホワイト(薄いグレー？)企業に体質改善しましょう！その上で、トラブルを避けるには就業規則をきちんと整備しましょう！な本。言ってることはまあわからんでもないが、何でもかんでも法律や規則で雁字搦めにしておかなきゃならない社会って何なの？という気も。2010/06/02
