内容説明
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ/古川智映子『一輪咲いても花は花―葛西善蔵とおせい』/佐藤愛子『それでもこの世は悪くなかった』/安岡章太郎『酒屋へ三里、豆腐やへ二里』/安野光雅『本が好き』/六草いちか『鴎外の恋―舞姫エリスの真実』/三浦雅士・丸谷才一・鹿島茂『文学全集を立ちあげる』/鎌田慧『声なき人々の戦後史』/長部日出雄『棟方志功の原風景』他、二〇一六~二〇一八ブックレビュー。
目次
第1章 太宰治に魅せられて
第2章 先人を仰いで
第3章 津軽の自然と文化のなかで
第4章 日常のなかで
第5章 三浦雅士の作品
第6章 鎌田慧の作品
第7章 長部日出雄の作品
著者等紹介
斎藤三千政[サイトウミチマサ]
昭和22(1947)年、平賀町(現・平川市)に生まれる。青森県立弘前高等学校を経て、新潟大学人文学部文学科国文学専攻を卒業。大学卒業後、国語教師として青森県内の高校の教壇に立つ。平成12年から4年間、青森県近代文学館室長を務める。平成20年3月、黒石高校校長を経て、教員生活を終える。平成21年4月から、弘前医療福祉大学の教授を経て、29年4月、同大学短期大学部救急救命学科長・教授。弘前ペンクラブ会長、青森県郷土作家研究会理事、陸羯南会理事、新潟大学人文学部国語・国文学会員、日本近代文学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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