内容説明
八甲田山雪中行軍の“謎”。後藤伍長は「仮死状態ながら、それでも立っていた」。この定説は本当か?軍部による検閲、責任者の薬殺処分はあったのか?弘前隊は青森隊の遭難現場を素通りしたのか?など、多くの謎を資料を示して解明。50頁増補した「気概の書」改訂版。
目次
第1章 検閲・ケンエツ(そんなはず、あるか;怒るべきだ ほか)
第2章 第一報を考える(異変の噂;社会への第一報 ほか)
第3章 後藤伍長は立っていたか(あの場面;歩いていた、か ほか)
第4章 二隊の遭遇、その後(新聞に出せない話;事前に知っていたか ほか)
第5章 クロロホルムの憂鬱(「真相」を追う;「密殺」を糾す)
著者等紹介
川口泰英[カワグチヤスヒデ]
昭和33年(1958)、弘前市生まれ。団体職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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