内容説明
弘前隊「無事生還」の要因は何か?その成功は隠蔽、抹殺されたのか?隊長はなぜ口外禁止を命じたのか?死者199名という青森隊の大惨事に隠れ、ほとんど知られてこなかった弘前隊12日間の雪中行軍を振り返る。資料満載のノンフィクション。
目次
第1部 明治三五年(一月二〇日 弘前→小国;一月二一日 小国→切明;一月二二日 切明→銀山 ほか)
第2部 その後の歩み(「負惜ミ雪中行軍」;優賞措かず;弱者の一灯 ほか)
資料編『秘話』と『実録』(『八甲田山麓 雪中行軍秘話』;『明治三十五年第卅一聯隊 雪中行軍路案内実録』;「秘話初版推定原稿」の発見について)
著者等紹介
川口泰英[カワグチヤスヒデ]
昭和33年(1958)、弘前市生まれ。20年間、十和田市に居住。団体職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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