出版社内容情報
内容説明
お大師さまの犬、再来。1200年前の伝説の名犬が、現代によみがえった。「女人高野」慈尊院を舞台に、ふしぎなふしぎな白い犬ゴンが残した奇跡。
目次
弘法大師・空海
町に現われたノラ犬
ガイドをはじめたゴン
高野山への案内犬
住職の飼い犬に
帰ってこないゴン
ガイド犬ゴンの引退
「ゴンちゃんお守り」の登場
その名は「カイ」
さよなら、ゴン
ゴンよ、永遠に
その後
著者等紹介
関朝之[セキトモユキ]
1965年、東京生まれ。城西大学経済学部経済学科、日本ジャーナリストセンター卒。仏教大学社会学部福祉学科中退。スポーツ・インストラクター、バーテンダーなどを経てノンフィクション・ライターとなる。医療・労働・動物・農業・旅などの取材テーマに取り組み、同時代を生きる人々の人生模様を書きつづけている
木内達朗[キウチタツロウ]
1966年東京生まれ。国際基督教大学教養学部生物科卒業。Art Center College of Designイラストレーション科卒業。雑誌挿絵、書籍装画、絵本など多数。ボローニャ国際絵本原画展入選。講談社出版文化賞さしえ賞受賞。Society of Illustrators/金メダル・銀メダル(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
13
賢くて優しい犬だったんだなぁ。2020/08/19
イッコ
10
高野山の慈恵院から大門まで、参拝客を案内したと言われるゴンの、参拝客や慈恵院の住職の方とのエピソードをまとめた、読み仮名や字の大きさから子供向け?の本でした。あっさりと読める内容なものの、優しさに包まれた良い作品です。しかし、何者だったのでしょうか、ゴン…。先日高野山には行ったものの慈恵院には行かなかったので、ゴンはいないと言えど、また近いうちに行きたいと思いました。2019/08/21
ミノムシlove
2
のっけから私事ですみません。私は新聞他のスクラップが趣味なのですが、ゴンが現役で活躍している当時の新聞を切り抜いて貼っていたのです!そのまま忘れてつい最近その記事を再発見しました。あの時会いに行っていれば、と激しく後悔しています。2021/01/14
chiepeanuts
1
賢い犬だから大切にされるのではなく、家族の一員だから大切にしたい。2021/09/09
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- 和書
- 玄界灘 文春文庫