内容説明
人間の骨は大切にされるのに、どうしてペットの骨はゴミなの？ＴＶ報道で話題に！「無念の思いを美しい花に咲かせたい」女子生徒たちは立ち上がった！大人も涙する感動物語。
目次
もう、この犬は、かわいくありません
１７万匹…、そのいのちの重さ
こんな施設、いらないんです
じっちゃんとタマゴ焼き
人ぎらいの秘密
ドリーム・ボックス
大きな骨、小さな骨
やめろよ、呪われるぞ！
みんな、生きているんだ
どうして、犬たちが花になったの！？〔ほか〕
著者等紹介
綾野まさる［アヤノマサル］
１９４４年、富山県生まれ。６７年、日本コロムビア入社。５年間のサラリーマン生活後、フリーライターとして、特にいのちの尊厳に焦点をあてたノンフィクション分野で執筆。９４年、第２回盲導犬サーブ記念文学賞受賞
水沢そら［ミズサワソラ］
北海道函館市出身。バンタンデザイン研究所ビジュアル学部を卒業後、ＭＪイラストレーションズにてイラストレーションを学ぶ。２０１３年よりフリーのイラストレーターとして書籍を中心に活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
14
児童書です。漢字にひらがなも打ってあり、難しい言葉には、説明書きもされています。是非小学生の子供さんにも読んでいただきたいです。２０１３年１１月から今までにも９回ほどプログで記事ＵＰしています。http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi3a3/40835930.html 先日６日には、講演会がありました。https://www.facebook.com/inunekosatooya/posts/9630113337582652015/09/14
ことり
6
弟（3才）の本です。３０分もかからず、大きな字でさらさらと読めます...が、内容が濃い！いのちの重さは、人でも動物でも同じはずなのに、なぜ人間の身勝手な都合のさいで、多くのいのちが軽く扱われてしまうのでしょう？その事に、私たちは、ううん、私は今までちゃんと向き合っていたのかな？そんなことをじっくりと考えさせられるお話です。文字も大きく文章も子供でも読めるよう分かりやすく丁寧なので、ぜひ小さい子でも読んでほしい！大人にもぜひ読んでほしい！みんなが考えればこの問題は少しでもよくなると思う。その事を、祈っていま2014/09/05
takao
2
☆青森県三本木農業高校の「命の花プロジェクト」をもとに物語化。動物殺処分ゼロを目指す 2017/12/26
飲も飲も
2
子ども達に読んでほしい・・・。2015/12/04
me樹
2
テレビで元AKBしのまりが三本木農業の活動を紹介してるのを見て、詳しく知りたいと思いこの本を手に取ってみた。児童書だけど読んでる間はずっと目頭が熱かった。仕事柄、ペットの死に向き合うことも多いけど、意図せず命を絶たれるペットたちの姿は本当に辛い。この活動がさらに広まり殺処分ゼロになる日を願います。2015/07/15
