内容説明
明治~大正~昭和初期にわたって日本のスピリチュアリズム研究の第一人者として活躍してきた著者が、国内外の心霊現象を研究した成果を専門家から一般まで幅広い読者を対象にまとめた一冊(初版昭和3年刊行)。遺族の協力を経て、ついに現代語訳を初刊行。国内の司法の場で心霊現象が唯一実証されたことで大きな話題を呼んだ伝説的霊媒「長南年惠物語」も採録。
目次
肉体と霊魂
新霊魂説の台頭
物質化現象の検討
心霊写真の検討
直接談話現象の検討
テーブル浮揚現象の検討
物品引き寄せとその他の物理的現象の検討
霊視現象の検討
霊言現象の検討
自動書記現象の検討
結論
欧米心霊界の現状
日本の心霊現象
長南年惠物語
著者等紹介
浅野和三郎[アサノワサブロウ]
明治7年茨城県生まれ。明治32年東京帝国大学英文科卒業後、海軍機関学校教授。大正12年心霊科学研究会創立。月刊誌「心霊と人生」創刊。以後、日本の心霊研究の中心的存在として活躍。昭和3年世界神霊大会に日本代表として出席。昭和12年逝去
黒木昭征[クロキショウセイ]
昭和19年鹿児島県出水市生まれ。昭和38年八代工業高校電気科卒業後、芝電気(株)にて放送機器の設計・施工に従事。昭和47年電気機器製造業を開業。以降自営しつつ、先達の書籍にて心霊学を研究。平成12年心霊治療家・山村幸夫氏との出会いにより、彼の著作本の編集に携わる。平成15年山村幸夫著『神からのギフト』追悼出版。以降、自費出版活動を開始。平成17年山村幸夫『与え尽くしの愛』を編集・制作して追悼出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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