内容説明
登校拒否や引きこもりの原因ともなる「体臭恐怖」。長年、悩める患者と向き合い続けた「心療外科医」が語るその原因と背景、そして正しい解決法。
目次
第1章 人はなぜ体臭で悩むのか?(人はなぜ悩むのか;悩みは欲求のレベルで決まる ほか)
第2章 体臭恐怖と引きこもり(引きこもる若者が増加;引きこもりの背景 ほか)
第3章 現代社会と体臭恐怖(現代人の清潔志向;社会から消えゆく生活臭 ほか)
第4章 体臭恐怖の分類と治療法(体臭恐怖の分類;不潔過敏症 ほか)
第5章 様々なデオドラント法(便通を促進して便臭、口臭を抑える「メカブ納豆」;いい汗をかいて気になるニオイを防ぐクエン酸消臭術 ほか)
著者等紹介
五味常明[ゴミツネアキ]
医学博士。五味クリニック院長。日本心療外科研究会代表。体臭・多汗研究所所長。1949年、長野県生まれ。一橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科等で形成外科学、および多摩病院精神科等で精神医学を専攻。患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」を新しい医学分野として提唱。体臭・多汗治療の現場で実践。ワキガの治療法として、患者が手術結果を確認できる「直視下剥離法(五味法)」を確立。TVや雑誌でも活躍中。99年からは、ケアマネージャー(介護支援専門員)として、デイケア事業や、高齢者介護の現場でのニオイのケアにも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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