内容説明
テキスト通りに子育ては進まない。悩むこと、迷うことは、悪いことではない。悩むからこそ、親も子も成長できる。子どもがつまらない、くだらない話をしてきたら、あなたはどうこたえますか?くだらない話のなかに、子どもの本当の、気持ちが隠れています。子どものくだらない話を、熱心に聞ける親は、子育て上手。子どもにくだらない話をできる親も、子育て上手。
目次
1章 子どもはなぜ、「よい子」になるのか(「いい子」の悲しみ;寂しさを表現できない子 ほか)
2章 子どもの悩みを知っていますか(親にも言えない、友だちにもうち明けられない;はげます言葉が、追いつめる言葉に ほか)
3章 こうすれば子どもは輝く(「いい子」も「困った子」もおなじ;会話しようという気持ち、ありますか ほか)
4章 悩むから親も子も成長する(にらみつけるわが子;発達の遅いわが子が心配 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
7
『「いい子」で生きてきた子どもが、「いい子だけでは生きていけない」と気がつくとき、それは大きなとまどいとともに、むなしさを感じるものです。』 うーーーん…胸に沁みるところも、上記引用のように色々とあったのだけど、親を「偏差値世代」「マニュアル世代」と否定的に一括りにするのに良い印象を持てず…。 子供に「いい子」の理想像を押し付けていないかと筆者は問うけれど、筆者も「いい親」の理想像を親達に求めているのではないかという気がする。2017/02/18
ヒトミンハルリン
0
小さい頃から聞き分けのいい子の心の中がよく分かる本。手のかからない、いい子であることに親が甘えてはいないか?2013/06/19
Hideki Maeda
0
よい子の概念が変わりました。親の思いが強すぎると子どもを圧迫して親の思いどおりのよい子を生む。でもそれは子供の思い描くよい子ではないのかもしれない。 自由を奪い、我慢をさせて心のうちを閉じ込める。手がかからないや大人しい、親の言うことを素直に聞くなどは実は危険なのかもしれない。 子供の思うまま自由にさせて、それを親が見守る。うるさく口をはさむでもなく放置でもない。 そして重要なのはちゃんと話を聴いてやること。 よい親子関係を築くヒントをもらいました。2020/07/21
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