聴導犬・美音がくれたもの―赤ちゃんを育てた柴犬のおねえさん

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784892953071
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8093

内容説明

たくさんの「ありがとう」が聞きたくて…聞こえないママの“耳”となって、二人の姉弟の子育てをお手伝いする柴犬の聴導犬・美音。つらいことや、悲しいこともあったけど、今日もマツモト家には歌と笑いがあふれています。聴導犬と暮らす家族の、心あたたまる感動の物語!美音は、身体障害者補助犬法に基づく、正式認定第一号の聴導犬です!小学校中学年以上向き。

目次

聞こえないママの代わりに
わたしが「美音」になったわけ
生まれる前からいっしょ
わたしはおねえちゃん
ユーナちゃんのケガ
みんな違っていていい
みんなで歌うと楽しいね
手話で踊ろう!
わたしがおばあちゃんになっても

著者等紹介

松本江理[マツモトエリ]
1969年、東京都生まれ。子どものころにかかった「はしか」による高熱が原因で、「進行性感音性難聴」と診断され、23歳で完全失聴。病気を抱えながらも大学で福祉を学び、社会福祉士国家試験に合格。上智大学卒業後、都庁に勤務する。イベントで見た聴導犬をきっかけとして、1995年に聴導犬使用者となる。2003年には、パートナーの美音とともに身体障害者補助犬法に基づく正式認定第一号に。さまざまなイベントや講演などを通じて、聴導犬を始めとする補助犬の社会参加促進のために活動している

しおやしんいち[シオヤシンイチ]
1962年、宮崎市生まれ。立命館大学経営学部卒業後、会社員としてマーケティング、商品企画・開発に携わる一方で、犬をテーマにイラストやマンガを描き始める。2001年に独立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みや

34
身体障害者補助犬法に基づく正式認定第一号の聴導犬・美音が、ママの『耳』として姉弟の子育てを手伝う実話児童書。犬の美音視点で語られるのが新鮮だった。「人間のために働いてくれている犬にこう思っていてもらいたい」という人間側の身勝手な願望ではあるけれど、楽しそうに生き生きと働く美音の姿と心の声に元気を貰える。入店を断られたエピソードにおいて、聴導犬盲導犬であっても動物が苦手な私としては近くに動物がいながら食事をするのは無理だと思ってしまった。私が乗り越えるべき壁なので、いざという時のために克服しておきたい。2017/08/06

ろうず

0
聴導犬の話は読んだことがなかったので新鮮であった。主人には音が聞こえないということを認識して知らせているのかどうかわからないが、犬っていろんな能力をもっているなと思う。犬が語っている文章なので小学生は読みやすいのかもしれない。2014/06/12

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