内容説明
みなさんは「タイタニック号」を知っていますか?「タイタニック号」とは、一〇〇年近くも昔に海で沈没してしまった、当時では世界最高の豪華客船の名前です。これは本当にあった沈没事故で、たくさんの命がなくなりました。そして、いくつかの伝説が残りました。そのなかの一つに、救命ボートに乗らず、愛犬と沈んでいった女性のお話があります。この本に書かれているのは、その「夫人と犬」の物語です。小学校中学年以上向き。
目次
タイタニック号に乗っていたわたしのひいおじいちゃん
神様でも沈められない船
ラブとの出会い
タイタニック号とノアの方舟
ロンドンへの手紙
乗り込めなかった「命の舟」
最期までラブと
冷たい海に沈む前に
沈みゆくタイタニック号
沈まなかったもの
ひいおじいちゃんからの贈り物
著者等紹介
関朝之[セキトモユキ]
1965年、東京生まれ。城西大学経済学部経済学科、日本ジャーナリストセンター卒。仏教大学社会学部福祉学科中退。スポーツ・インストラクター、バーテンダーなどを経てノンフィクション・ライターとなる。医療・労働・動物・農業・旅などの取材テーマに取り組み、同時代を生きる人々の人生模様を書きつづけている
日高康志[ヒダカヤスシ]
本名・日高靖志。1951年、宮崎県生まれ。洋画家の故・宮永岳彦画伯(二紀会理事長)に入門、内弟子となり、15年間修行。1976年二紀展絵画部門に初入選、以後毎年入選するほか、二紀選抜展、東京二紀賞受賞、個展多数。現在、二紀会同人。日本美術家連盟会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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