内容説明
今から約20年前の宮崎県延岡市。山あり海ありの自然に恵まれた場所に野良犬の親子が住んでいた。ひょんなことから親子と知り合った中学生だった著者と友人たちは、親子との交流から、さまざまなことを学んでいく。大人と子どもの狭間にあって、「自分ができること」、「飼い犬としてではなく、野にあるままともに生きていくこと」を模索していた少女と犬の物語。先生であり級友だった、しっぽのついたかけがえのない存在。“彼女”のステキな課外授業。
目次
濡れねずみの出逢い
再会と出産
「捕犬処」の恐怖
静かな怒り
守りたい犬
憂鬱と刹那主義
親の妊娠
2度目の出産
親の隠れ家
生きるために必要なもの〔ほか〕
著者等紹介
池田浩子[イケダヒロコ]
1966年宮崎県延岡市生まれ。販売業。現在、大分市在住。趣味は、書くこと・ひとり旅・カメラ・山登り。夏になると南の島に行く習性あり。カメラは必需品
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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