内容説明
保険の源流とは、戦争と略奪だった。激動の世界経済を支える海上保険のダイナミズムを歴史的形成過程から描く。
目次
第1章 15~18世紀頃のヨーロッパ諸国の貿易の概観
第2章 イギリスにおける海上保険の発達
第3章 捕獲免許状および報復捕獲免許状
第4章 奴隷貿易
第5章 最大善意
第6章 ワランティー
第7章 アメリカ合衆国創建後の海上保険
第8章 捕獲(Capture)
第9章 アヘン貿易
第10章 因果関係
第11章 戦争とは何か
著者等紹介
新谷哲之介[シンヤテツノスケ]
1971年東京都杉並区出生。2022年日本保険学会賞受賞。2025年現在、東京海上日動火災保険株式会社 海上業務部勤務(シニアエキスパート)。―公職等―法制審議会 商法部会 幹事。IUMI(国際海上保険連合)理事。国連 エキスパート(保険分野)。国連 CEFACT 日本委員会 委員。ICC (国際商工会議所)DSI 諮問委員。経済人コー円卓会議 日本委員会 理事。神戸大学海洋政策科学部 非常勤講師。東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 非常勤講師。株式会社トレードワルツ取締役。所属学会―日本保険学会 日本海法学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。