内容説明
対人・対物事故を伴わない“純粋経済損害”を補償する保険類の構造や機能を可視化するように平易に解説。企業活動をリスク管理する先端保険に注目!!「サイバー攻撃に対する保険」「知的財産訴訟保険」「雇用慣行賠償責任保険」「専門業務賠償責任保険」「金融機関専門業務賠償責任保険」「投資ファンドの専門業務賠償責任保険」「上場/非上場会社の会社役員賠償責任保険」を取り上げ、それぞれの特徴や実効性、その活用法等を検証し、将来の可能性を見通す。
目次
第1章 サイバー攻撃に対する保険の検討
第2章 サイバー保険の機能と約款の分析
第3章 知的財産訴訟保険の難度と将来展望
第4章 雇用慣行賠償責任保険の実用的価値
第5章 専門業務賠償責任保険の新たな展開
第6章 金融機関専門業務賠償責任保険の実効性
第7章 投資ファンドの専門業務賠償責任保険
第8章 上場会社と非上場会社のD&O保険
著者等紹介
山越誠司[ヤマコシセイジ]
オリックス株式会社グループ人事部報酬チーム兼グループ総務部担当部長。1968年札幌市に生まれる。1991年、東洋大学法学部卒業。1993年、東洋大学大学院法学研究科博士前期課程修了、日産火災海上保険株式会社に入社し営業を経験。2001年、エーオン・リスク・サービス・ジャパン株式会社にて多国籍企業の保険手配業務、2002年、株式会社エヌ・エヌ・アイにてキャプティブのコンサルティング業務、2004年、オリックス株式会社にて損害保険関連業務と営業、2012年、フェデラル・インシュアランス・カンパニーにてアンダーライティング業務を経験。2016年、オリックス株式会社に再入社し損害保険関連業務に従事。2020年、日本保険学会賞(著書の部)受賞。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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