内容説明
保険業法改正、監督指針改正ふまえ緊急出版。保険業法を専門とする二人の弁護士が典型的な質問に答えるかたちで、実務上の論点を整理し、保険行政の背景にある保険業法の読み方の真髄を解説。保険募集に関する新たな規制、改正を中心に5問を追加しアップデート。
目次
第1部 論点一問一答(総論;業務全般;保険募集;その他)
第2部 対談「保険業法の精神を読み解く」2012年初版再録(保険業法の目的―「業務の健全かつ適切な運営」とは;保険会社の免許制―「支払業務を外部委託できない」とする論理;付随業務について―機能的親近性・リスク同質性要件の検討;アームズ・レングス・ルール―銀行法にはない「著しく」条件;子会社の範囲について―持株会社の規制はなぜ異なるのか;保険募集について―やるべきことは情報提供;特別利益の提供について―法律が追いつかないポイント交換制度;特定の代理店等に対する過度の便宜供与―要件が曖昧なので常識感で判断;団体保険について―加入勧奨に特別利益提供禁止は適用されない)
著者等紹介
錦野裕宗[ニシキノヒロノリ]
弁護士法人中央総合法律事務所弁護士
稲田行祐[イナダコウスケ]
弁護士。弁護士法人中央総合法律事務所。専門分野は保険及び再保険に係る一切の法律上の問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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