感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
20
今まで湊谷夢吉を知らなかったことを悔いる。京都という、一筋縄ではいかない舞台。体制を小馬鹿にする姿勢。初出の雑誌。そのすべてが作者。2022/04/27
Bo-he-mian
14
ちくま文庫からせっせと刊行されている『現代マンガ選集』の【悪の愉しみ】篇をチラ見して気になった「アヤカシの大連」作者・湊谷夢吉の第1作品集、の限定復刻版。恥ずかしながらこの漫画家は知らなかったのだが、'80年代に『夜行』を始めとするシブい雑誌で活躍し、'90年代を目前に38歳で夭逝した。奇しくも、先ごろ読了した『神保町「ガロ編集室」界隈』の著者・高野慎三氏と関わりの深い方だった。本書のあとがきの「申し訳ない高野さん!」は同一人物だろう。その高野氏曰く、『ガロ』のボツ組の一人が、湊谷夢吉である。2021/02/20
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