感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
12
幕末の九州周辺の武士の方々の、志の高さや意志の強さに惚れ惚れし、その理由の一つとされている郷中教育やいろは歌の教えに興味を持った。「いにしへの 道を聞きても 唱へても 我が行いに せずばかひなし」昔の人のいい話やためになることを聞いても、実際に自分の行いがなければ意味がないよねっていうこの教えが一番好き。2016/10/24
あまね
7
原文の三十一文字は解説と照らし合わせて読まないと難しいですが、左ページの訳がとてもあたたかいです。子供たちが小学校高学年くらいに出会いたかったなぁ。いやいや、今からでも遅くはないと子供たちに先ほど薦めました。読んでくれることを願いつつ、リビングの本棚に置いておこうと思います。2015/11/23
ぐあい師
3
子どもがいるなら、語り継ぐためには一冊あっても良いだろうというような本です。
homkithi
3
島津義弘の祖父、日新公が領内の教育のため選んだという47首のいろは歌。日新公のオリジナルではなく、どこかで聞いたような歌(「わ」の歌と信玄の壁書の類似性とか)あって、そこが面白い。2009/08/04
とんかつ堂
2
さらっと読めて良かった。解説も時事ネタなどなく読みやすい。2013/10/31