感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
32
ベンチャーマインドを学べる絵本。ある日、男の子がニンジンのタネをまく。ところが、お父さんもお母さんもお兄ちゃんも「芽なんかでないよ」と否定的。それでも男の子は水をやり草を抜き手入れを怠らない。しかし、それでも、いつまでたっても芽は出てこない。身近な家族はやっぱり「芽なんかでないよ」と冷たいコメント。それでも男の子はひとりもくもくと手入れを続ける。やがて…。名作だと思う。2014/04/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
『にんじんのたね こぐま社』の旧作。2019/02/08
ochatomo
10
『ほら このとおり！』 訳は渡辺茂男氏 あとがきで『原題は、直訳すれば“にんじんのたね”になりますが、訳文のリズムをだすために、このような日本語題にしました』 「はなをくんくん」より前に出版 元本1945年 ペンギン社1980刊 私はこぐま社の新訳よりこちらが好み2019/03/24
けんちゃん
9
ブックオフで。わたなべしげおさん訳の絵本だったので思わず購入してしまいました。近年、こぐま社から同じ作品が「にんじんのたね」として小塩節さん訳で出ていることも初めて知りました。読み比べてみたいです。2011/01/29
遠い日
6
自分で播いたにんじんの種。ちゃんとにんじんがなることを、決して諦めない男の子。家族の誰もが、否定的なことばを告げても、全然諦めない。期待した分、まるでお返しのようににんじんが応えたかのような最後に拍手。興味のあるかたは『にんじんのたね』と、読み比べるのも一興かも。2015/01/08
