感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
98
「今さら?」と怒られそうな事を書きますが、子育ては我慢比べという事が良く分かる絵本。外の世界に興味が出てきたあらいぐまの坊や。「夜がみたい♪」というと、お母さんは「まんげつになるまでまちなさい」。毎日何度も繰り返されるやり取り。待って、待って、待ちきれなくなった頃、《坊や》は《男の子》に成長したようです。原題Wait till the moon is full. 絵本作家と編集者を務めたマーガレット・ワイズ・ブラウンさんは42歳の若さで亡くなるまでに100冊以上の作品を遺したそうです。1978年7月初版。2015/09/03
yomineko@ヴィタリにゃん
58
あらいぐまの子は、夜が見たい!ふくろうが見たい!と言うが、お母さんは「満月の夜まで待ちなさい」と言う。おとなしく待っている様子がとても可愛い😊その間、お母さんが楽しい歌を歌ってくれる🎵そして日が過ぎ、ほら!来たよ!満月の夜が✨✨✨2024/06/18
藤月はな(灯れ松明の火)
41
夜を見たいというあらいぐまの男の子にお母さんは言いました。「満月の夜まで待ちなさい」と。早く夜を見てみたい気持ちを持ちつつも待って、待って、待ち続けて。やっと見られた夜の色はとても柔らかな色で。2013/08/22
小夜風
29
【図書館】あらいぐまのぼうやは「夜」を見たくてしょうがないのですが、お母さんは「満月になるまで待ちなさい」と言います。ガース・ウィリアムズさんの絵が可愛くて可愛くて、心臓がキュウ~ってなっちゃいました(笑)。新月から始まり、満月を待って待って待ち続けて…最初赤ちゃんみたいだった坊やが男の子になって、「さあ、いっといで!」と送り出された最後の頁が凄く良いです♪子どもの成長に気づかされますね。2015/03/11
ラグエル
23
地元の子育て支援センターでのいただきもの。被災地支援のための、寄贈本。一部破損しているのを繕って大切にされていた形跡が。以前に家内も気にしていた本だったので、偶然とはいえ、手にすることができて、皆、笑顔になった本。2013/03/14