内容説明
医療従事者は電話でも、つい対面臨床と同じ対応になりがち。電話相談には、理論に基づいたスキルが必要です。本書は、公益社団法人日本小児保健協会主催の小児救急電話相談研修会に準拠。実際の業務にも有用な必携書です。
目次
1 小児救急電話相談とは
2 電話というツールを用いた「相談」についての基本的知識
3 症状別の相談内容と対応
4 その他の相談内容と対応
5 クリニックにおける電話応対
6 電話相談の理解を深めるために―事例から考える
著者等紹介
福井聖子[フクイセイコ]
1980(昭和55)年三重大学医学部卒、小児科医として10年間勤務。2004(平成16)年より大阪府小児救急電話相談にかかわる。日本小児保健協会『小児救急の社会的サポートに関する検討委員会』委員、特定非営利法人小児救急医療サポートネットワーク代表理事、一般社団法人大阪小児科医会理事、子育て支援団体NPO法人はんもっく代表理事。医学博士、小児科専門医
白石裕子[シライシユウコ]
1985(昭和60)年より東京女子医科大病院にて看護師として16年間勤務(主に小児循環器外科のICUに従事)。2005(平成17)年より小児救急看護認定看護師の教育に携わり、小児救急電話相談の研修事業にもかかわるようになる。現、東京工科大学医療保健学部看護学科准教授。日本小児保健協会『小児救急の社会的サポートに関する検討委員会』委員、日本小児救急医学会理事、日本子ども虐待医学会理事。医科学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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